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スイス人パートナー🇨🇭と2人の息子とのスイスでの日常を綴っています。
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9月9日月曜日、チューリヒ州での悲惨な事故で、5歳の女の子がなくなりました。
即死だったそうです。
12時前、横断歩道を渡っている5歳の女の子に、トラックが激突という恐ろしい事故。
推測するに、この女の子は幼稚園から家に帰る途中だったのでしょう。
お昼ご飯を作って待っていたであろう親御さんの気持ちを考えると、胸が痛みます。
40歳の運転手は、全く見ていなかったのでしょう。
そうでなければ、横断歩道上で事故など起こらないのだから、、、
この事故、決して人ごとではありません。
我が家の5歳の長男も幼稚園生。
犠牲になったのが5歳になったばかりの幼稚園1年生なのか、これから6歳になっていく幼稚園2年生なのか、それはわかりませんが、どちらにしても、5〜6歳の小さな子供に判断させるには、難しすぎることもあるでしょう。
事故は自分がルールを守っていたって、相手の過失で起こることがある。
それは車を運転する大人の世界では常識かもしれないけれど、子供の頭でどこまで理解できるでしょうか。
この事件のことを長男に話し、必ず車が止まっていることを確認してから横断歩道を渡るように口酸っぱく言いますが、もし友達と歩いていたら注意散漫になることもある。
スイスでは、「1人で幼稚園に行く」というのが自立への一歩のように捉えられています。
„ Ich kann das „
(僕、私はできる)
ってそんなスローガンめいた文句と一緒に立派なパンフレットまで幼稚園の案内物に入っていたし。
私はこの考え方に最初から賛同できないでいます。
どうして幼稚園に1人で行く必要があるのか。
私も、長男も行けるだけの判断力は持ってると思います。
けれど、幼稚園のすぐ隣や、大きな通りを歩かなくてもよい場所に住んでいる子供もいる一方で、1キロも離れている我が家では、トラックのような大型車も頻繁ではないといえ通る道を、何本も渡らなければなりません。
しかも、横断歩道がきちんとない道が多い!
心配で仕方ありません。
確かに、今回のような事故のリスクは低いのかもしれない。
けれど、その万が一に遭遇してしまったら、、、?
そう考えると、幼稚園児にそんな判断を任せるなんてできません。
そんなもの、親の勇気でも何でもない。
幼稚園では、警察官が来て実際に道路での交通ルールの指導がありますけど、それがなんぼのもんでしょうか。
少なくとも小学校に上がるまでは、1人にはできない、と思っています。

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