スイスへ戻る前の気持ち | スイス突撃奮闘日記☆ロードオブ移住

スイス突撃奮闘日記☆ロードオブ移住

スイス生活14年目突入。
スイス人パートナーと2019年、2022年生まれの息子達と2024年生まれの娘の5人家族。
スイスでの日常生活、
面白いこと、腹立つこと、
いろいろ日記として書いてます。

まだ日本におります日本

が、スイスへ戻る日が徐々に近づいてきております。

寂しい、でも嬉しいような・・・

いや、でも寂しいが勝つ。



これだけ母に甘えられることも、もうそんなに多くはないと思うと、とても寂しい。

何も文句の一つも言わず、いろいろなことを手伝ってくれる母。

海か、大地か。

私は子供のことを無条件に大切にする母の元に生まれた。

とても母性の強い母の元に生まれた幸運な人間なのだと思う。

まぁ、そりゃ細かいことを言い出せば意見の食い違い、喧嘩チックなこと、いろいろありすぎるほどあるのだけれど。

それは「血は水よりも濃い」ですぐに無かったことになるから不思議。

言いすぎてしまう分、それすらも当たり前だから修復も自然になされる。

家族って不思議だなぁ。



そんな家族を、今度は自分で築いていて、早くスイスで待つパートナーに会いたいのも本音。

今、最新のこの瞬間が、一番相手を愛おしいと思っているから。



今日、日本の家族に聞かれた。

どれくらいから帰りを意識する?って。

だいたい2週間くらいかなって答えた。

大量の荷物、帰りの空港への行き方、帰ってからのスケジュール、いろいろ頭をよぎって帰る準備がはじまるから。



スイスに戻ったら、あれやってこれやって、ってやるべきことや考えることも多いし、日本のぼーっとした基本ノープランから、一気に現実に引き戻される。

スイスにいたら、今日は◯曜日って意識してるけど、日本にいたら毎日日曜日だからなぁ泣き笑い



このまま日本にいられたらって思うときもある。

けど、スイスのこともとても好き。

もう、選ぶことなんでできない。



今回もいろんな場所に行った。

近場から、足を伸ばして1日旅行したり。

日本滞在中に濃縮するから、すごい充実感だけど、日本に住んだとて、これが常日頃できるわけではない。

時間を割いてくれた家族にはとても感謝している。

普段は口には出さないから、伝わってないけど。



日常のスイスでも、特別なことは何もない。

距離的にそんなしょっちゅう、ザ・観光地に行けるわけじゃない。

それでもやはり、日曜日でもいつでもどこでも買い物ができる日本はとても便利だし、平日を狙えば人混みもなんとかなるし、エンターテイメントがたくさんある。

スーパーで子供のお菓子を一つ買うのだって、とっても楽しいし子供も大喜び。



一方、快適でないところも目に止まった。

ベビーカー持ってバスに乗り込んだらあからさまに嫌な顔するお爺さん。

電車の扉が開いて、ベビーカーで降りてる最中にクロスになるように速攻乗り込んでくる、綺麗め格好の若い女性。

めちゃくちゃ危ない。

自分が座れたらどうでもいいのかよっin名古屋。



その反面、優しい人もとても目立って、お婆さんと若い男性は本当に親切。

駅ホームの椅子が2つあって、息子を膝に乗せて座るとすかさず隣の若者がどうぞってスマートにゆずってくれたし、優先席に座っていたお婆さんですら、息子に席を譲ってくれた。

きっと、お孫さんがいる方なのかなぁ。

スイスはベビーカーや子供連れにとても優しいけど、日本でもこんな経験をたくさんした。



街の中でも不便な点が。

主要駅はエレベーターやスロープが増えてるし、今まで子供がいなければ気づかなかった便利に改善されたところもたくさんあった。

けれど、道路がが妙に斜めっていて歩きにくい、バス車中にベビーカーの置き場がない、自転車も歩道走っててめっちゃ危ない、とかいろいろ思う点はあったなぁ。



そんなこんなで、子供がいる母としての視点を持ちつつ、家族と、そして友人たちと、日本で楽しい時間を過ごしました。



今の私はもう完全に、

スイス=日常生活を送る場所

日本=非日常生活を送る場所


なので、こんなに気楽に甘えてばかりの生活をさせてもらえていることに、本当に感謝の気持ちでいっぱい。



日本でのんび〜り過ごせる日のために、またスイスでやることやって、頑張っていこう。

エネルギーを蓄えてまた、スイスに戻る。

そんな感覚です。





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