日本に住んでいたとき、リンゴはただのリンゴ。
サンふじをよく食べていたような記憶があるけど、「真ん中に蜜の入った甘いやつ」とか、赤いか青いか。
そんな認識程度のものでした。
(リンゴ農家にあやまれ)
子供が生まれてから、フルーツをいろいろ買うことが増えました。
いつもは JAZZりんごを食べていたんですが、その理由も、スイス人夫が「美味しい」というので、私はあまり他のものとの違いは分からず。
しかし、まだ歯のあまり生えていない子供にはそのまま与えられないシャキシャキリンゴに少々飽き飽きしていたころ、いつもと違うリンゴを買ってみたんです。
そしたら、なんとも柔らかい〜!!
これなら、まだ奥歯が生えていない子供でも余裕で食べられることに気づきました。
で、10月の秋休み中に近所のスーパーでいろんな種類を買ってきて、今の今まで時間なくて放置していたリンゴたち。
やっとやっとー!
利き酒ならぬ、「利きリンゴ」をしてみました。
(
古くなって食感とか変わってるかもしれません。あくまで私の主観です。)

ドドドン!
大きさも色も、ほんとにいろいろ〜。
はっきり言って、ほとんど味が似ていてわからないものもあったけど

一番、味も見た目も私が日本で食べていたリンゴに似ているのは、
一番右端のGRÄFIN GOLDACH。
けど、すんごい硬い!
りんごってこんなに、硬かったっけ?
すんごいサクっと音が出て、味は割と好き。
逆に、一番記憶にあるリンゴと遠いのは、右から2つめのSPARTAN。
これは、硬めで食感は普通のリンゴだけれど、何より、味がない!
砂糖多めの料理に使うの?
用途は不明。
こちらの人のリンゴ表現に、
knackig
mehlig
というのがあって、
knackig:シャキシャキ
mehlig:粉っぽい、パサパサ
パサパサとは私は思わないけど、完全に手でつぶれるほどの柔らかさなのが、左から3つめと4つめ、
RUBINOLA と COX ORANGE。
この2つはほんと、赤ちゃんにピッタリなのさ〜(←?)
硬いリンゴはのどに引っかかってオエってなりがち。
あとは酸味!

私が買う可能性のあるもののうち、酸味の強い順に表すと、
BOSKOOP > ELSTAR > COX ORANGE > RUBINOLA
ドイツ人との会話の中にBOSKOOPが出てきて、ちょっとだいぶ前の会話で細かいこと忘れちゃったんですが、◯◯にはBOSKOOPを使うとか、そんな認識らしい。
BOSKOOPは酸っぱめでどちらかというと柔らかい種類だけど、調べてみるとバニラソースとと合わせて食べたり、リンゴケーキに使うらしい。
酸っぱいから、甘いのと合わせるのね、フムフム。
私も料理のときは、こちらのレシピでリンゴの種類もちゃんとチェックしてみようと思います。
個人的な総評としては・・・
COX ORANGEが一番好き!
柔らかくて歯のない子供でも簡単に歯茎でつぶせるほど柔らかくて、それでもしっかり酸味のきいたリンゴの味がします。
そこから、より酸っぱいのが欲しければELSTAR。
味が薄いのがよければRUBINOLA。
という結論になりました!
煮リンゴを作るとき、硬いのと柔らかいのだともちろん時間が違うので、いろんな種類を混ぜたりしない方がいいです〜!

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その他の評価・・・
RUBINETTE : 草の味がする