春の収穫 Bärlauch(ベアラウフ) | スイス突撃奮闘日記☆ロードオブ移住

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スイス生活14年目突入。
スイス人パートナーと2019年、2022年生まれの息子達と2024年生まれの娘の5人家族。
スイスでの日常生活、
面白いこと、腹立つこと、
いろいろ日記として書いてます。

金曜日。

ネット張りで奮闘の中、義母に声をかけて、Bärlauch 収穫に行って来ましたよーん。
 
 
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この Bärlauch (ベアラウフ)。
Bär は 「熊」 lauch は 「ねぎ」 の意で、直接的には「熊ねぎ」と訳される。
Bärlauch の英語訳を調べると、 「ramson」 や 「bear's garlic」 と出てくるし、、ラムソンは確かに「bear's garlic」 などの呼称があると Wikipedia にも載っていますけども、



気になる記述が。


”ラムソンを与えられた乳牛はわずかにニンニクの香りのする牛乳を生産し、この牛乳で作ったバターは19世紀のスイスでとても人気であった。”


そこには、”ギョウジャニンニクやノビルと異なり、小球根はない” とありました。



 
 
ということで、ギョウジャニンニクのWikipediaを見てみると、そこには、
 
西洋でもラムソン(ワイルドガーリック又はベアラウフ・熊ネギ)と呼ばれる野生種の植物を食べる習慣があり、形や香りがよく似ていることから、これらをギョウジャニンニクとして紹介する場合がある。
 
とありましたので、→☆ギョウジャニンニクWikipedia
 
 
どっちやねーーーん!!
ニンニクっぽい匂いがしていたので、てっきり一緒かと思っていたYO!
 
という感じではありますが、学術上、同じくネギ属でありながら、ラムソン=ベアラウフとギョウジャニンニクは別物です。
 
ベアラウフ(日本語:ラムソン、熊ねぎ)と表示しましょう。
ベアラウフ = 熊ねぎ = ラムソン ですよ~!

 
google検索画像より
 
ギョウジャニンニク
 
ベアラウフは、上の写真のように茎が太くもないし、赤くもありません。
 
 
ベアラウフ(ラムソン、熊ねぎ)
 
 
森の中に生えている画像を見つけられず、力不足。
右の写真に書いてあるように、一本一本が茎から生えているのが「ベアラウフ」で、ただ固まって生えているんです。
 
 
似てるけど、ほんまに違いますね!
 
 
ベアラウフは春になると、簡単に”そこらへんで”収穫できます。
私にとってベアラウフは、スーパーで買うものではなく、毎年「どっかで取ってくるもの」。(笑)
 
 
この独特の香りが「ニラ」の代わりとなり、我が家の定番おかず「餃子」に大活躍するのです。
 
 
義母に教わった、収穫の際に気をつけることは、
 
 
■ 犬の散歩の通り道のものは取らないように。
(お察しの通り、汚物がついている可能性大のため
 
■ 他の毒性のある草と一緒に取らないように。
(ベアラウフと似ていて毒性のある草もあるため)
 
 
このことに気をつけて、存分にベアラウフ泥棒になってください。
 

早速、フレッシュなベアラウフ、パスタソースにしていただきやすた〜


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うまい。





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大量に収穫して、冷凍するぞー
おー!!!
OHHHHHHH!!
ウシシシシシ。
 
手が臭い。