海老カツバーガー&悲しいこと | スイス突撃奮闘日記☆ロードオブ移住

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スイス生活14年目突入。
スイス人パートナーと2019年、2022年生まれの息子達と2024年生まれの娘の5人家族。
スイスでの日常生活、
面白いこと、腹立つこと、
いろいろ日記として書いてます。

「エビサンドが食べたい」とパートナーがうるさい。


私は普段は家にある食材を使い切りたいため、あまり頻繁に買い物には行かない。
しかし今回はよほど食べたいと思ったらしく、私も無かった材料をわざわざ買いに行くことにし、その上せっかくなので、ひと手間加えて海老カツバーガーを作ることにした。


海老カツをがっぷり
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タルタルソース×カクテルソースが、贅沢で絶品!

 バーガーのバンズても作ってみたけど、普通のトーストの方が美味しい。
市販のバンズって、何であんなにパサパサやねん。ショックなうさぎ


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海外生活には、悲しいことがつきもの。


せっかく出来た友人がまた、減りそうだ。
外国人の友達だと、どうしても何か起こった時に「母国に帰る」という選択肢が出てきてしまう時がある。



幸い私自身は、スイスでの生活がゆっくりながらも上手くいっているため、いうほどの危機に陥ったこともないのだが、私の周りは結構、波乱万丈だったりする。 


というのも、そういう危機が訪れるのも、自ら何かを手に入れようと、時にもがき苦しみ、努力しているから。
何もしない人間には、苦難などないのだから。



西洋人てのは日本人と比べると、やはり気質が違うのか、感情を表に出しやすいというか、嫌なものには極端に黒白はっきりつけたいと言うか、自分の気持ちを優先すると言うか・・・



一言では表せない、「荒さ」みたいなものがあると思うのは、私だけだろうか。



海外生活において大切なことのひとつに、友人関係がある。
これは間違いない。
会いたい時に会っていろんな話が出来る相手がいることには、とても価値がある。
しかも、大人になってから出会って気の合う人は、そう簡単には見つからない。



それなのに、仲良くなって2〜3年ほどたつと、少し夫婦関係にほころびが出てくるのか、何かしらの問題が起こる場合がある。



スイス生活にうまく馴染めない、夫婦関係のズレ、仕事が見つからない、未来が見えない・・・



いろんなことがきっかけで自分を見失うのか、不安定にもなるし、特に夫の仕事が忙しくて一緒に過ごす時間が無かったり、義理の両親が意地悪だったり、細かな理由は様々。



そんな状況でも自分なりに何かを見つけ、楽しみながら自分を新しい環境に適応できる人ももちろんいるが、そう簡単ではない人もいる。



「故郷に帰る」とメッセージをもらった直後の電話の先で、友人のすすり泣く声が聞こえた。



私だって、涙が出そうだった。
チューリヒ駅のど真ん中で。



この友人は割と自分で何でも決めてしまう。
心のうちは硬そうで、私に一体何ができるのだろう、と最近考えているが、答えは出ない。




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こんな悲しい思いをするのは初めてじゃない。
2度と経験したくなかったのに。



しかしそれは、私の気持ち。
帰りたいと言うのなら、それを止める事は出来ないし、むしろ帰った方が本人のためかも、と思ったりもする。