まだ30度超えの晴れ日もあるスイスも、9月になると、レストランでは秋のメニューが登場する。
鹿の背肉、野菜とフルーツと
柔らかくて最高に美味。
折に触れてよく行くこのレストラン。
注文時には気づかんかったが、おそらくこれを食べるのは少なくとも2度目。
目の前でお皿に盛って出してくれる
このお皿のあと、さらにまだ、もう一回、新しいお皿で残りのお肉と野菜を出してくれるのだが・・・
お腹がはち切れそうで、もう入らない・・・ほんで家に帰ってまたケーキを喰らう・・・胃拡張なってまうわ

お母さんがそばにいたら、「あんた、あんまり食べんとき。またデカなるわ」とストレートに止めてくれるのだが・・・幸か不幸か、スイスでは止めてくれる人はいない。そう、ノンストップ!
前菜に自家製かぼちゃのクリームスープ
このスープもめっちゃうまかった〜
贅沢やなぁ〜!
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レストランに出かける時のこと。
義母が、「ちょっと見て」と言って、自分が写った写真を見せてきた。
よく見ると、ステンレスのスプーンが額に、胸に、腕に・・・張り付いている。
なんやこの写真。
なんで私はこんなわけのわからん写真を見せられとるんやろう・・・
自問自答するワタス。
続いて義母はいう。
「私の身体、金属を引き寄せるのよ。」
もうこれは、宇宙人的発言じゃないのか。この世のものじゃ無いやろ、そんなことが起こってしもたら・・・‼︎
続けて話す義母。
「最近、自然食ばっかり食べてるから、エネルギーがそうさせるのよ、きっと」
この人!いろんな意味で大丈夫かな、と本気で心配した。義父が一人で旅行に出かけてしまって寂しいからて、狂うにはまだ早すぎる!(切実)

レストランでの食事を終え家路につくと、何やらおばあちゃんに、肌に張り付く金属を見せる義母。そして、おばあちゃんにも試すように促す義母と、素直にチャレンジするおばあちゃん。
なんやこの図・・・

そしたらあれれれ、おばあちゃんの額や腕にも、スプーンが、張り付いてる・・・

そしたら義母が、「ほら、Joschi もやってみなさい」と変に勧誘するので抗うこと出来ず、仕方ないのでやってみることに。
私もこの家族のはしくれや。よもや、あり得ないと思いつつ、私にもこのエネルギーとやらが、備わっているかもしれない。
満腹で完全に重くなった体をあげ起立し、いざ、スプーンを腕に・・・
ほら、乗った!って・・・
ただの摩擦やん。
こういうのを物理学では、摩擦というのちゃいますのん。
現に、腕を逆さまにむけたら、重力でスプーンが真っ逆さまに落ちますやん。
ほんまにエネルギーあるなら、スプーン曲げて、出直してきて。
頼むでしかし!!

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