義父について。そしていつか・・・ | スイス突撃奮闘日記☆ロードオブ移住

スイス突撃奮闘日記☆ロードオブ移住

スイス生活14年目突入。
スイス人パートナーと2019年、2022年生まれの息子達と2024年生まれの娘の5人家族。
スイスでの日常生活、
面白いこと、腹立つこと、
いろいろ日記として書いてます。

パーティ明けの日曜日。
大してアルコールも飲んでいないのに、食べ過ぎと太陽の光を浴びすぎたのか、頭が一日中ぼボーッとしていたが、そんな何てことない日をどうにかしようと、朝食を食べるついでに義理の両親も呼ぶことにした。

とはいえ、お年寄り(と呼ぶほど、年を召してはいないが) は朝起きるのも早く、すでに朝食を終えていたため、コーヒーだけでも、と来てもらった。


余談だが、私の義理の父はかなり多趣味だ。一度チューリヒ湖でのウィンドサーフィンに連れて行ってもらったことがあるし(あまりに難しく、2度目は無かった)、スポーツだけでなく、読書や音楽もたしなんでいるのだ。
読書が好きならと今まで、東野圭吾の「聖女の救済」のドイツ語バージョンなど、日本の小説家の本を誕生日プレゼントにあげたりしてきた。

多忙な義父の事やから、きちんと読んでくれているのか気になってはいたが、今朝、どこから湧き出た話題だったか、”妻が夫をこの世から消し去りたいときは、決まって毒物”  (一体何の話をしていたのか、はスルーで。) とか、「聖女の救済」からの一コマを例に話していたから、何だか嬉しかった。


そんな義父 (どんな義父や・・・) は地元のコーラス部に所属していて、私と音楽を奏でたがる。2年前の私の誕生日、義父がピアノ(中古やけど音の響きもよく、大満足の品物) をプレゼントしてくれた。


ペダルが2つの愛しいやつ
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私は達者ではないものの、幼い頃にピアノを習っていたこともあって、義父のコーラス部の課題曲を一緒に練習したりすることがあるのだ。


今朝、パートナーがパンをもらうついでに両親を呼びに行ったとき、「今日はJoschiは何してるのか。一緒に音楽をやりたいんやけど」てなことを言っていたと、パートナーから聞いた。
その後しばらくして両親がやって来た時、いつものように楽譜を手にしていたから、私にはすぐ分かったけれど、なかなか義父が言い出さないので、私からも話題を出さなかった (いや、楽譜に気づいたなら、義理の娘である私から声をかけろよ、とも思う)。


そしたらパートナーが、「パパが音楽やりたいんやって。Joschi にはちょっと遠慮してる」と話題を振ってきて、これにはちょっと参ったけど、嬉しかった。

あまりズケズケ来られても困るし、頻繁に会ってるけど、「親しき中にも礼儀あり」のまま行けたら良いなって思うから。

それに比べると義母は、遠慮する義父に対して、「私はそんなことないわよね。十分理解し合ってるから」と言いつつ、普段からグイグイくるから、もうちょっと遠慮してくれ・・・と思うこともまだまだあるのだが、それにも個別に対処できるから問題はなく、また別のお話。


多趣味で多忙な義父のように、私も年がいったら、こういう地元のクラブに所属して、地元の輪を作りたいと思う。

働き出したら仕事つながりの新しい関係ができるし、将来子供ができるなどして家族が増えたらその関連のつながりもまた増えるし・・・


スイスドイツ語になんの苦労もなくなったら、地元のクラブに入りたい。

義父は良いお手本だウインク





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