昨日、知り合って17年になる友人が出産を終えて、ママになった!
妊娠も去年に知らせてくれていたし、無事に生まれたという知らせを聞いて、私はすぐさま、スイス人パートナーに報告。
二人で「めでたいね~」なんて言って、私も親しい友人のベイビー誕生に、胸を弾ませた。
のですが・・・
やはり、スイスに住んでいると、直接おめでとうと言いにいくことができない。
昨年、妊娠してると聞いた時も、その約半年後に帰国した時に見ただけ。
結局、今回も、少し大きくなった姿を、今年の後半にはお目見えできるかもしれないな。
やっぱり、こういうところは、外国に住んでいると残念すぎる。
私はもともと、日本にすべてを持っていて、別に外国が大好きな人間というわけでももはや無く、今日も近所を歩きながら思ったものです。
私は何のためにここにいるのかと。
誕生日だとか、友人に子供が生まれただとか、こういうめでたいことがあっても、自分はいつも蚊帳の外の感じがして、嬉しい事がある時にこそ、悲しみを感じやすくなる。
まだまだ結婚していない友人も多いし、私がこちらにいる間に、呼ばれてただろう結婚式や二次会も少しある。
こちらスイスでも、私の周りには妊娠している人が2人いるのですが、なんといいますか、日本にいる昔ながらの友人ほどには、愛着をそれほど感じない。
おめでというという気持ちもそりゃ、あるんだけども、浅い。
こういう気持ちを、いずれ感じなくなるんだろうか。
外国に住んでいても、こんなこと全然平気な人もいるのだろうか?
私は身体はスイスにあるけど、まだまだ心は日本に置いてきてるようだ。
ここでの生活を心の底から楽しいと思える日が来るんでしょうかね。
スイスは住みやすいし良い国ですけど、やはり、どこに住むかではなく、誰と住み、何をするか、ですから。
あぁ、ほんとに残念なことだなぁ。