ドラマに学ぶ~家族愛は素晴らしい~ | スイス突撃奮闘日記☆ロードオブ移住

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スイス生活14年目突入。
スイス人パートナーと2019年、2022年生まれの息子達と2024年生まれの娘の5人家族。
スイスでの日常生活、
面白いこと、腹立つこと、
いろいろ日記として書いてます。

先日、記事に書きました、つまらない恋愛ドラマの次に、続々と見損なっていたドラマの制覇を致しました。
それは…

『 ゴーストママ捜査線 』

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このドラマは、警察官である仲間 由紀恵が、勤務中に火事に巻き込まれ、殉死。小学1年生になる息子のとんぼ君(この子が、めちゃくちゃかわいい!!少々、演技が棒読みでヘタクソだろうが!!そんなことは知ったこっちゃない!!)のことが心配のあまり、幽霊になり、この世に残る。お母さんのめがねをかけると、とんぼ君には仲間 由紀恵の姿が見えてしまう。

という、いかにもホラー要素満載のドラマだったわけです。(違)
しかし、このドラマ、面白かった~。こういう、家族愛みたいなの、好きです。
上司の警察官を演じる生瀬勝久も、犬の散歩中に亡くなってこの世に残るんですが、この2人の会話はコントのようで、相変わらず面白い。




そして、もう一つは、

『 ビューティフルレイン 』

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豊川悦司&芦田愛菜ちゃんの親子愛ドラマ。
若年性アルツハイマーのお父さんと、その8歳の娘の話。


あまりにキレイな話すぎて、「子供って、こんなに、ませた発言するのか…」って疑問に思いながら見てたけど、父娘の間にある愛情は十分に伝わってきた、良いドラマだった。


しかし!!!!
このドラマで私が目を付けたのは、芦田愛菜ちゃんが演じる美雨ちゃんの友達、『コタロウ』である。このコタロウ、小学2年生とは思えないほど、ウィットに富んだコメントを放つので、目が離せないのである。


自分が良い子でいれば、お父さんのアルツハイマー病が治る、と信じている美雨は、友達のコタロウに聞きます。

美雨  「良い子になるには、どうしたらいいの?

コタロウ 「あのなぁ、良い子っていうのは、大人にとって都合のよい子、って意味なんだ。あいさつして、宿題やって、言うこと聞いて。そうやってりゃ、いいんだよ。」



コタロウよ…お前は、スゴイぜ。


そして、学校で、「ぼく・わたしの宝物」というテーマの作文の宿題が出たときのコタロウは、隣に座っている美雨に対して、迷わずこう、話すのである。

「俺にとっての宝物は、金(カネ)だな。」

そして、授業参観の当日に発表された、コタロウの作文は、

「ぼくの宝物は、貯金通帳です。いつも、お小遣いやお年玉をもらうと、貯金します。しかし、それがたまに、全部貯金されていない時があります。お母さんが使うからです。お母さん、これからは、僕のお金を、しっかり預けてくださいね、お願いします。」


もう、コタロウのパーソナリティには、絶句である。(笑)


たとえ演技であったとしても、自分の子供に、しかも8歳前後の子供に、絶対にこんなセリフは吐かせたくない、と思ったのであります。





この2つのドラマ、どちらも、「家族愛」がテーマでした。
どんなに辛い事があっても、家族で支え合いながら生きていく。家族の絆によってうまれる無償の愛。これは、いつの時代もやはり、本物なのですね。

非常に満足したドラマでした。