ホラ、早くも更新しないようになった!

というわけで今年の桜とともに、両国大会も終わりました。

今回はDDTの地力が見せられた大会だと思ってますよ。

逆に言うと、一週間後の4月1日後楽園は

内容面はともかく集客面では地力の弱さが出た大会だとも思っているけども。

そんな中で、abemaTVを見て来てくれた高校生と思しき集団がいたのは未来を感じたけどね。

 

さて。

抜本的にちょっと色々と考えなくちゃいけない時期に来たかなと思っております。

私がプロデューサーになって、色々今のDDTを見直したときに

手をつけられるモノ手をつけられないモノというものがありまして。

でもそれは見ているお客さんからしてみれば関係ないわけで。

ひとまずは、4月29日の後楽園で王者竹下幸之介 vs 挑戦者入江茂弘が決定いたしました。

実はね、入江が言った一言が実は私の中で刺さってましてね。

「自分が好きだったDDTはもう死んだ」

 

…好きだったDDTって何だろう。

 

私も考えてみたんですよ。でもね、答えは出なかった。

今のDDTって、今DDTにいる選手が全てなのですよ。

だから、昔のDDTが死んだというのは正しい。

でも、今のDDTは生きている。

結局のところ、今のDDTは今いる選手で作っていかなきゃいかんのですよ。

昔はよかった。

飽きた。

最近の若いもんは。

たぶん、今を生きる人がずっと言われ続けてきたことだろうね。

それこそ昔からずっと。

それでも若者は作っていかねばならんのですよ。

今をね。

今がないと、未来がないから。

 

誤解を恐れずハッキリ言いましょうか。

私が思う「昔のDDTにあって今のDDTにないモノ」は何か。

主張です。

私の考えが正しいかどうかはわからんよ?

でも、私はそう思っている。

選手の主張にファンは乗っかってんだ。

主張が正しいとか間違ってるのは二の次で。

生き様を晒すってそういう事でしょう?

だから、主張がない選手には乗れない。

なんで戦っている?なんのために戦っている?

この前の4月1日後楽園で彰人が言っていた

「革命を起こす人は、言葉を持っている」

これも、ある種正しいと私は思っている。

なんなら、言葉でなくともいいけど。

主張があるかどうか。

 

竹下は、この1年間逃げずに今と戦ってきた。

入江は、自分の思うところに対し、正直に行動してきた。

 

もっと主張していいよ。

昔に比べて今は違和感ある主張は叩かれやすい環境にあるんだけど、

だからといって失点を恐れなくていい。

少なくとも私が責任を取れる立場にいる間は。

この2人が試合することでの、お互いの主張を私は見たいと思っている。

そして、この試合の行く末の場合によっては、

私の主張の在り方についても考えなきゃいけないと思っている。

持っている主張を収めることがよい事なのか。

 

4月29日後楽園ホール。

けっこう大切な大会になるかもしれないね。

 

身体張った主張を生で見たいって人は

d_d_damare@yahoo.co.jp

チケットメールまでどうぞ。