<DDT公式HPより>


3月16日新木場1st.Ringで開催予定の『NON-FIX 3.16』は、地震による計画停電、交通機関運休等の状況をふまえ、延期とさせていただきます。チケットの払い戻しや代替興行の情報は後日追ってご報告いたしますので、チケットをお持ちの方は大切に保管いただきますようお願い申し上げます。


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なんだか、更新ページにアメブロから

「オフィシャルブロガーは被災者へのメッセージを」

的なお願いがあったのだが、

それは私より知名度のある他の有名な人たちに任せるとして

私は直接被害にあっていない、これを読むことができている人に対して。


この日本で起ったこの災害に関して

まったく無関係な人はほぼいないと思う。

多かれ少なかれ、すべての人が胸を痛めている。

そんな中、「プロレスをやること」

に関して、賛否はあるだろう。当然だ。

心から楽しめない人、今だから楽しみたい人。

どちらもいるし、どちらの意見も正しい。

人の数だけ正解がある。

でもね、自分の意見を他人に押し付けるのだけはやめよう。

自分の正義で行動するのは構わないしするべきだけど

自分の正義で他人を否定するのはやめよう。

私は正直、先日のイベントに関しても試合に関しても

「こういう状況だからプロレスで元気を与えよう」という意識で臨んだわけではない。

厳密に言うと、「元気とか夢を与えよう」は毎回思ってリングに上がっている。

たぶん他のプロレスラー、少なくともDDTの選手&スタッフはそうだ。

でも、そういうスタンスであるがゆえに

今回大阪大会を開催したのだと私は解釈している。

観に来てくれた人に感謝しているし

自分の判断で観に来なかった人の気持ちも尊重している。

繰り返すが、今回の災害で胸を痛めていないDDT関係者はいない。

お客さんも含めて。

職業人としての我々DDTの関係者にできることはプロレスしかない。

具体的には、プロレスを通して義援金を集めることや、

会社の収益から寄付する事しかできない。

それが正しいのかどうかはわからないが、

少なくとも私はそう信じてやっている。

この考え方も、正しいのか間違っているかわからない。

でも、考え方の正しい間違いの判断よりも

今この記事を読むことのできない人たちにとって一番プラスになる

自分の正義を正しい判断で貫いて欲しい。

私は私にできる限りそうする。

くどいけどもう一回。

今回の災害で心を痛めていない人はいない。

どの選手も。どの人も。

ちょっと偉そうで恐縮だけど、

今回はオフィシャルブロガーとして

言葉を発する機会や場のない選手&関係者の分も代弁しました。

ともあれ、被災者にもこの記事を読んでいる人にも。

ベストを尽くそう!!