人生、選択の連続である。

どちらかを選べばどちらかを諦めなければならない。

結果的にどちらも手にすることができることもあるが

それはあくまで結果であって

基本的に自分でどちらか優先順位をつけなければならない。

どちらが大事なのか。

どちらを手に入れた方がいいのか。

その選択肢の天秤に乗ったものが大きければ大きいほど

重さが拮抗していればしているほど

どちらを選んだとしても後悔する。

片方を手にすれば片方を失うから。

だったら、後悔の少ない方を選べ。


私は、ボブ・サップをチョイスした。


チョイスした後、ディック東郷の試合を見て後悔した。

この期に及んでなんでこのおっさんはまだ強くなろうとしているのだろう。

この期に及んでなんでこのおっさんは過去ではなく未来を向いているのだろう。

こんなに凄い人があとわずかしか目の前にいないのに

私は自らの手でディック東郷を手放した。

厳密に言うと、王者のディック東郷と戦える可能性を手放した。

こんなに悔しい事はない。

相手の事が好きなのにさまざまな事情で別れないといけない

自らの手で別れを切り出さねばならない

自分が「それがいい」と思って、諦めなければならない。

これもまた人生。

誰のものでもない、自分のための人生。


私はボブ・サップをチョイスした。

厳密に言うと、ボブ・サップと戦える可能性を手に入れた。

この事に関しては全く後悔していない。

たとえ、戦えなくても私はこのチョイスに胸を張れるだろう。

私は、ボブ・サップと戦わなければならない。

ボブ・サップに「オーマイガッ!」と言わせねばならない。

だから、私はボブ・サップをチョイスした。


私は、ディック東郷を諦めたことを

きっと一生後悔し続けるだろう。

でも、この後悔で私は自分の人生という名の航海が豊かに後悔された。

お!うまい事を言ったよ今!

…って事を公開してみた。

うん、ここまで来ると無理矢理だね!


でもね、失ったものを見て嘆くより

必死に掴んで手に残ったものを見て喜ぶ方が前向きじゃん。

私は、まだ旅の途中だ。

私は、DDT総選挙一位だ。

そして何より、私は男色ディーノだ。

この選択が正しいかどうかはわかんないよ。

でも、誰が何を言おうとも、この選択をしたのが私という人間なのです。

もし私のファンという人がいるならば、一緒に胸を張ってよろしい。

そうでない人は…まあそれなりに思うがままを言うがよろしい。


もうボブ・サップしか見えない。

今年の両国は、男色ディーノvsボブ・サップです。

今まで見た事ないものを見せます。

ほら。カードの時点でいきなりもう見た事ないでしょ?字面的に。

それなりに頑張りますよブチ上げたからにはな。