夢を見た。

友人が壊れていく夢。

夢の中で私がどこかのドアを開けると、奥の席に彼が座っていた。

彼はすでに2万円負けていた。

私がトイレに行っている間にさらに2万円負けていた。

ほんの1分~2分間である。

私は彼に1万円貸した。

彼はそれをものの見事に30秒で失った。

私はもう1万円貸した。

30秒後。

私は財布から1万円出していた。

それから機械仕掛けのように30秒おきに彼は1万円を失い続け、

最終的には私が8万円貸したところで私の財布が空になり

彼は全ての戦力を失った

…かに見えた。

だが、彼の心は折れていなかった。

この場合、懲りていなかったというべきか。

彼は何やらおもむろに封筒を取り出し、

その中から3万円を引っ張り出した。

そして彼は、およそ2分後に

おそらく奥の手と思われたその最後の力が尽きていた。

トータルおよそ30分。

人を1ヶ月雇えるほどの金をわずか1/48日で失う切なさと儚さ。

そこで私の夢は覚めた。

そして思った。

これは日常に起こりえる悪夢なのだ、と。

そうやって彼は脳内モルヒネを得ているのだ、と。

ただし、これが何を暗示した夢なのか、全くわからない。


兎に角、彼が解けていく様は不覚にも美しかった。

破壊の美。今頃彼は夢から覚めているのだろうか。


今日のケツ論:なんだったんだろうね