ちょっと古いけどすごくいいニュースを発見。

「新聞配達中に窃盗、残り配って出頭」(日刊スポーツ)

まぁ簡単に言うと窃盗事件で、

新聞配達の男が車上荒らしをしていたってことなんだけど

泣けるのはこの後。

『問いただすと、鈴木容疑者は「ごめんなさい」と謝罪。「残りの新聞を配達させてほしい」と頼み、新聞配達を終えてから男性宅に戻り、午前7時ごろ、男性が岩沼署に引き渡した。』

…いい話じゃない?

不覚にもちょっと涙ぐんでしまったわ。

まさに現代版『走れメロス』よ。

「妹の結婚式に出るから2日待って欲しい」

と言って友人を質に差し出すメロスのクレイジーさに対して

子供心に驚愕したのを2005年の今思い出したわ。

それって端的に言えば連帯保証人になれってことだからね。

借金を背負ったメロスが「妹の結婚式に出るから実家に帰る」

って言って姿をくらませたあと、

セリヌンティウスは組織の人に監禁されて

「夕日が沈むまでにヤツが来なければマグロ漁に」

と言われて脅されて、結果ギリギリにメロスが到着!

「一度だけ逃げようと思った。俺を殴れ」

「一度だけ君を疑った。殴れ」

といったうすら寒いコントの応酬後に

組織のボスが

「友情ってすばらしい。俺も仲間に」

拍手する組織の若い衆たち。大団円。

…うわぁVシネくせえ!

もちろん途中には無意味なエロシーンも。

『MEROS RETURNS』

来春全国ロードショーにて公開!

というわけでリアルメロスなニュースが楽しい秋の曙でした。


今日のケツ論:ま、現実では容疑者は釈放されないんだけども