映画「ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉」 | DIE丸日記

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先月の話になってしまいましたが、5/29(水)、表題の映画見に行ってきました。

ウマ娘のゲームやったことない、アニメシリーズ見たことない、競馬ほぼ何も知らない、でも「そう言う人も楽しめます」との触れ込みに半信半疑で行き、まあ、確かに、そう言う人でも楽しめると言うのは嘘ではないなと、そんな映画でした。



二つ前のブログでも書いたように、自分としてはアグネスタキオンこと上坂すみれ目当てで見に行き、本作はハッキリと上坂すみれの聞きどころたくさんで、そこは大満足。



上記のような予備知識の無さだったが、お目当てのアグネスタキオンの事だけは少し調べてから見ようと、少し調べたら「2001年皐月賞」のタキオンのレースが出てくるので見てから行きました。


この「2001年皐月賞」(ウマ娘の世界では【史実】と呼ぶ)を見ただけで、競馬ほぼ知らなかった私も競馬そのものに興味を掻き立てられました。

生涯無敗のまま、しかしたった4レースで怪我による引退を余儀なくされた伝説の名馬。しかもその4勝の内容が、圧倒的な快勝ばかり。

やはり少しは予備知識あった方が良いのかな?

そんな天才がモデルだと思いながら見たら、ウマ娘のアグネスタキオンにもゾクゾクと惹かれます。


映画を見終わった後に本作のメインレースである【史実】の「2001年ダービー」を見たら、映画も面白かったけど、事実によって映画の余韻が増幅されたと言うか、史実にすごく忠実なんだなぁ!と。

いや、馬が美少女化された上、それが2本足で走るアニメ見て「史実にすごく忠実」だなんて、はたから見たら「正気ですか?」って言われそうだけど、忠実過ぎて笑っちゃうくらい忠実に作られていて、そこに面白さを感じました。


「史実に忠実」と言いながら、上手い形で事実を裏切る「ifの世界」も描かれており、そこもまた胸熱ポイント。

総評として、映画としてもよく出来ているけど、史実を知っていると楽しさ倍増する映画なので、史実に疎い方は私のように予習復習推奨です。


でもまあ、予習復習してなくて、しかも特に「推し」も出てない人にとってまでは特別な映画たり得ないだろうなと、客観的には思いますので、


評価は、80点。