めんどくさい休日♪~模擬試験編~ | 猫待ち草

めんどくさい休日♪~模擬試験編~

今日は、学校がある日と同じ時間に起きた。
3800円の模擬試験を受けに行くためだ。

電車に乗り、集合時間の10分前に試験会場に着いた。
受付には、会場になった高校の男子生徒と派遣者がいた。
だが、派遣者はケータイに呼ばれてどこか行ってしまい、
男子生徒一人になってしまった。

男子生徒「どうしよう、どうしよう!
       エッ?(゚□゚;≡;゚□゚)エッ?」

男子生徒は見るからに焦っていて、
ただ待ってる受験者を並ばせるだけだった。

「早くせんかいボケェ」
とイラつくイクスが言ったセリフが
そのまま私の口から出たが、どうやらその男子生徒、
受付というのは何をするのか解っていないらしい。

私は並んで待ってる時、受付をやっていた派遣者が
申し込み表と受験票を交換しているのを見ていた。
だから中学生の私もどうすれば良いのかすぐ解る。

この男子生徒は高校生にもなってるのに、

何も見てなかったのだ。

彼はただのカカシと化していた。
そんな藁しか入っていないような頭でも、
ケータイを使って聞くというのは解っていたらしい。
しかしやはり頭は藁。結局、派遣者を呼び出していた。

呼び出された派遣者は叱るどころか、
諦めたようなため息をついて受付を再開。

つまらない足止めをくらい、
教室へ着いたのは集合時間の20分後だった。

受付の派遣者が来て、事情を説明してくれて
私達はなんとか受験する事ができた。

(派遣者さんありがと~!)

自分の氏名、住所、電話番号などを書いて、
自分の中学校名を書こうとした時、
欄にはこう書かれていた・・・。



「番号でお書きください。」





番号?(汗



「何だそりゃーっ!!?」

 

シラスは叫んでいたが、
そこは冷静に対応できるコレを表に出し、
試験官に尋ねたところ、神奈川県中の中学校と
高校の番号がずらりと並んだプリントをくれた。
(1枚だけじゃなくて3枚もくれました♪)





試験開始・・・




「・・・めんどくさい」

ファーシュがもうシャーペンを投げ出す中、
私は最大限まで頭をフル回転させ、
無事5教科を終わらせることができた。
結果は後ほど通知されるらしい。




昼近く、試験が終わって外に出てみると、


粉雪が舞っていた。


朝は少し暑くて手袋を持ってきていなかったため、
手は素手のまま。

息で手を温めたりしながら、雪の中を歩いた。

ヒューラーコレシラスイクスは雪と戯れていたが、
ファーシュは少し離れた所から、
ただその様子をじっと見ていた。

私はファーシュに呼びかけた。

「あの子達と一緒に遊べばいいのに・・・」

彼は言った。


ファーシュ「主人が遊べと言うのなら、遊びますが?」


私はファーシュが嫌いだった。
輪の外から見守るように、一人でポツンといる。
輪の中から声がかからなければ、いくら遊びたくても、
いくら寂しくても、絶対に入ろうとしないその性格。

そう、その姿は昔の私。

彼は、私の性格のムラから生まれた4人のようではなく、
過去の私の性格が形になった特別な人物だからだ・・・。

ファーシュ「で、どうしますか?」

「あの子達に聞きなさい・・・」


イクス「お~い!こっち来いよ!」

シラス「誰が一番雪に濡れないで駅まで行けるか勝負だっ!」

コレ「無理だと思うけど・・・(汗」

ヒューラー「やってみなきゃ解らないじゃん!」

ファーシュ「おもしろそうだな(笑」

イクス「だろっ!? 位置について!! よーい、ドンッ!!

ヒューラー「イクスズルイぃ~~!!」

イクス「悔しかったら追い越してみろよ♪」

ファーシュ「追い越したけど?(笑」

イクス「いつの間にっ!!?Σ(゚□゚lll)ガーン」



彼も、仲間達に囲まれる事によって変われるだろうか?

私がそうであったように。


雪の中、現実では聞こえない笑い声がする。

それは雪の声かもしれない・・・。