いじめられた生徒 後編 | 猫待ち草

いじめられた生徒 後編

お弁当の時間・・・


イクス「んで、今日はアヤーノと一緒に帰るんだ」

ヒューラー「うん。チャーキさんにイジメられてるらしいの。
        あの人は
生徒会本部役員で有名なのに・・・」

ファーシュ「俺、小学校の頃そいつにイジメられたよ」

ヒューラーイクス「ええΣぇ(゚口゚lll)~~!!?」

イクス「お前ホントかよっ!!?」

ファーシュ「ああ。よく筆箱を外に投げられたし、
       上履きはホコリがたくさん溜まってる所にあったし、
       教科書、ノートもゴミ箱の中にあったな・・・」


ヒューラー「うそ・・・、チャーキさんはそんな事やってたの?」

ファーシュ「言っとくが、

     俺だけじゃないぜ。

       アヤーノの前は転校したゴトー
        さらに言うと登校拒否になったメイグミもだ」


ヒューラー「・・・じゃあ、なんでチャーキさん
       
生徒会に入れたの?先生は知ってるはずよ。
       何人も訴えてるんだから!」


イクス「先公に気に入られてるからだろ?


       あいつ、先公の前だと良い子演じてるしな。
       きっと先公は、訴えてる人がいても
       
チャーキに対しての悪口だとしか思ってねーよ・・・」


ヒューラー「・・・・・・」




放課後、アヤーノと一緒にマック2階・・・




アヤーノ「・・・ありがとね、ヒューラー

ヒューラー「ううん、それよりアヤーノ
       元気になってくれてよかった(^^)」


アヤーノ「ヒューラーのおかげだよ。

      ・・・私、本当に死のうかと思った。

      だけど、ヒューラーがいてくれたから、

      今とっても楽しいと思えるよ。

      ヒューラーと一緒にいると、

      嫌なこともパッと忘れることができる。

      本当に、ありがとう・・・(涙)」



ヒューラー「ほらほら、泣いちゃダメだよ。

       泣いたなら、その分笑おうよ。

       憎しみなんて心に溜めてたら体によくないよ。

       何かあったら、私にまた相談していいから。

       そしたらまたここで話そう♪」



アヤーノ「・・・ねえ、ヒューラーのこと、

     親友

      って呼んで良い?

      こういうことを相談できるの

      ヒューラーしかいないから・・・」


ヒューラー「うちはかまわない。

       アヤーノが、良いと思うのなら良いよ。

       親友になってあげる・・・」



アヤーノ「ありがとう・・・!!(泣」






その後、彼女はまたいつものように学校に来て、

部活にも積極的に参加し、私に笑顔を見せている。

私はアヤーノの悩みを聞くだけではなく、

実はチャーキの方にも相談されたことが何回かある。

それぞれにいろいろな悩みを持ち、

『親友』という自分を救ってくれる者を探している。

不安で、怖くて、周りを傷つけながら「助ケテ」と叫んでる。

そして、彼女達が思っている『親友』は、

どうやら私らしい。

でも、私は彼女達を自分の『親友』とは思っていない。

ある意味、内心は彼女達を裏切っているのかもしれない。

ただ、イジメの対象が自分にならないように

振舞っているだけかもしれない。

そんな自分に、嫌気がさした雪の日でした・・・。