小学校1年生時の練習はまずは動き作りですよね。当時のコーチはまだ若く、子ども達と一緒になって走っているタイプでした。校庭をジョギングのペースで一周しながら鉄棒、のぼり棒、タイヤ、ジャングルジム、滑り台とありとあらゆる遊具を一通り使うのがアップです。私も一緒になって走ってまして、なかなか楽しかったです。子どもたちも夢中な子いますし、ちょっとさぼる子もいますが、まあ、こんなもんでしょう。
そこから、ボールタッチ、対人、ミニゲームと続いていきます。息子は割と何事もコーチの意見を聞きながら真面目にやるタイプでした。「おっ!」と輝くセンスはないし俊足でもないけれど、練習の理解度とキックの精度がやや特徴かなといった凡庸な選手す。
2年生は、Wくん、Kくん、Tくんがスピード、テクニック、強さで中心になっており、Yくんがキーパーで守備を安定させ、Aくん、Gくんが関わるというのがパターン。
ある時、5人制の練習試合が組まれました。Yくんがキーパー。強さとテクニックを併せ持つTくんと守備の安定感を保ちます。攻撃は、スピード、キレと切り返しで相手を翻弄するレフティー、Wくんが中心。基本的に一人で鬼ドリすれば相手はついてこれないことが多いので試合を決める得点をすることも多いです。更にもう一人のエース、Kくんが逆サイドをスピードと運動量で切り裂きます。少年団の範囲、レベルですが、その頃はあまり負けた記憶がないです。息子はもちろんスタメンではなくて、GくんやAくんと交代で出場することがありましたが、ドリブルも上手くなく、スピードもない上にガツガツぶつかっていかないのでゲームには関われません。まあ、幼稚園の頃からそうでしたし、サッカーが好きになって徐々に成長してくれれば父親としてはうれしいなと思っていました。
少年団の練習が終わった後に息子と二人でよくボールを蹴りました。キックが好きなのでいろんなキックを練習しました。蹴り始めはインサイドキックが難しいですよね。普段の生活に出てこない足の動きですから。かかとを開いて前方に向けて押し出すなんて普段しないですよね。面が広いのでとてもボールが安定する基本中の基本のキックですが、最初は難しいので、少し慣れてきてからでよいかと思います。最初は足の動きが歩く動作に近いという意味ではインステップキックが良いかと思います。足の甲の固い骨に当たればボールはしっかりと飛んでくれるので。
有り難いことに少年団の練習後に校庭が空いていることが多かったのです。開放しているのでほんとによく蹴れました。それでも2年生の子たちはすぐに帰宅するんですよね。キーパーのYくんは残っているので、息子の相手になってくれたことを思い出します。Wくん、Kくん、Tくんは何か用事があるのかもしれませんが、全く残らず帰宅していきます。彼らはほんとに上手いのですが練習の時も波があるというか、夢中になっている感じが見えず、淡白ですし、コーチの言うことも真正面からは受け取らず、何かやる気がない部分が見えるのが残念でした。性格なんでしょうけれど、才能に恵まれているのにもったいないなと。それなら、ほんと少し息子に分けてくれよと思っていました。
才能というのは何なんでしょうね。ギフテッドという言葉がありますが、先天的に生まれ持ったものなんでしょうか。私も息子も何も持っていないのでわかりません。一方で才能は後天的に作られるものという考えもあります。物事をプロフェッショナルまで極めるには1万時間必要という考えですが、1万時間って、1日3時間を1年(365日)の間、一日も休まずに続けて約10年かかります。小1が6歳くらいですからそこから初めて16歳が一定のゴールとなります。考えれば人間が最も苦手なものって、結局は継続することですよね。私も筋トレ、読書、料理などなど、継続しようと思ったことは山のようにありますが、今まで一日も休まず継続したことと考えると…あるのかなと。そう考えるとやはり上手くなるには好きになり夢中になって没頭した結果、継続している。これしかないのだな思います。
そんなこんなで、次は試合のお話をしようと思います。