世界に冠たるジャパニーズカルトの金字塔、
石井輝男監督の1969年10月31日公開の映画
「恐怖奇形人間」をやっとのこさ観た。
自分が生まれたのは1969年10月19日だから
生後12日後に公開されていることになる。
もう既に相当語られている映画なので、あまり改めて言うこともないのだけれども、
思いのほかいい映画でちょっとびっくりした。
光と影の陰影が美しいカメラにまず強く目を引かれる。
女優の美しさに目を奪われる。
秀子・初代を演じた由美てる子の可憐で美しいこと!
語り口もよく、すんなりと作品世界に入ることができる。
奇形の描写が想像していたよりも、随分と大人しくてそこが少しがっかり。
常人が奇形を差別することから生まれてしまった悲劇として描かれている
ので、最後の噂の人間花火も実は凄く感動的なのだ。
いやほんと見てよかった。
上映時間も99分。だれることなく一気に観れてこれも◎。