若者の未来 | pissin' against the wind

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来月は衆議院選挙ですね。

どこかの党が単独過半数はありえませんから連立政権になり、中心は自民党でしょう。


この間の党首討論。

野田首相と安倍総裁の討論で、突然解散の日時が首相の口から飛び出した。

安倍総裁はびっくり。

「いいんですね?やりますね」

「やりましょう!」

こんなやりとりがありました。

わ、わ、わ!急展開過ぎてびっくり!

野田さん、やるじゃん。

・・・・・・。

そんな風に思いません。

ちゃんと事前に話し合っていたでしょう。

民主党の仲間にはないしょだったかもしれませんが、安倍さんとは打ち合わせ済みに決まってる。

野田さんはジャンボ鶴田のファン。

プロレスのワビサビは理解しているはずです。

ご存じない方もいるかもしれませんが、プロレスは筋書きのあるドラマ。

勝者は最初から決まっています。

結末を決めていない試合はプロレスではありません。

しかし試合はライブです。

予定外の結果になる試合も当然ありますが、それは例外。

どういうフィニッシュにするか、流血するか、全ては事前に話し合い済みです。


どちらが勝たせてもらえるか、それを決めるのは政治力と実際の強さです。

強くても、マジメでも、試合が下手で相手に嫌がられたりすれば、勝たせてもらえません。

実績・実力だけあってもダメなんです。

実力がなくてもスポンサーを連れてきたとか、顔がよくて人気があるから勝たせてもらえることもあります。

でも実力がないと周りのレスラーが不満をもちはじめます。

「あいつ、本当は弱いくせに」「人気だけじゃないか」って。

そうなると「今度は実力がある人をチャンピオンにしてみよう」となるわけです。


ほら、だんだん政治の世界と似てると感じてきませんか?

こんな風に虚実が混在しているからプロレスは面白いんです。


プロレスには勝ちにもいろいろな種類があります。

圧倒的な勝利か、最後まで攻め込まれた上でのギリギリ逆転か、

リングアウト勝ちか、反則勝ちか。

プロレスは勝ち負けの結果ではなく過程が重要なんです。

勝ちを譲ったのに、試合内容でむしろ負けた方の評価が高くなることもあります。

ファンは「あの選手、相手を上手に光らせたなあ」なんて見方をします。

相手のよさを引き出し、なおかつ自分の強さも見せ付ける。

プロレスではよくあることです。


だいぶ話が脱線しましたが、野田vs阿倍の党首討論もプロレスでしょう。

ふたりともお上手でした。

野田さんは解散反対派の機先を制することができました。

安倍さんは総理からついに解散の一言をひっぱりだせました。

ホントによかったね。


野田さんは民主党をぶっ壊した結果になりました。

「民主党が溶けちゃう」なんて表現がありましたが、ぴったり。

選挙終わったら3分の1になってしまう予想もあります。

鳩山さんのお金で作った民主党を松下政経塾出身の野田さんがぶっ壊すのもどうかと思いますね。

たとえ話を考えました。

鳩山さんが買った超豪華大型バスの3代目運転手が野田さん。

だんだんバスがボロボロになってブレーキが効かなくなって暴走しはじめ、もう直しようがない。

そのまま壁に激突して破壊しまおうと野田さんは決心。

おい、やめろ、考え直せとか同乗者はいっています。

でも野田さんは無視。

で、激突する寸前に野田さんは脱出。

何も聞かされていない人たちは取り残されたまま壁につっこんでいく。

脱出した野田さん一派は自民党のバスに乗り込むんでしょう。

全員で乗り移れないことはわかっていたから、自分に反対ばっかりするうるさい連中はバスとともにおさらば。

野田さんが決めた特例公債法案を政争に使わない3党合意なんて、

完全に選挙後に政権をとる与党が楽になるための合意です。

なかなかひどいことするなあと思いました。


恐らく自民・民主・公明で今後は進んでいくのでしょう。

憲法改正を視野にいれているそうです。

日本を守るためには軍隊を持たなければならない、といいたいのでしょう。

戦地に赴いた当時20歳の人でも90歳前後になり、いよいよ戦争は遠いものになってしまいました。

より階級の高かった人や職業軍人はほぼ生き残っていないでしょう。

実際には戦争に参加していない、戦地で殺し合いを経験していない

戦争の悲惨さをこれっぽっちも実体験していない石原慎太郎のような元軍国少年でも80歳ですもんね。


景気が悪いせいか右傾化がとまりません。

不満をそらすために外に敵を作ろうとしているように思えます。

年寄りが数で支配している現状では、いつも若者は後回しです。

そんな若者の不満のはけ口にナショナリズムが使われいるようです。

何をやっても「今の若者はダメだ」「努力が足りない」と個人の責任になすりつける。

仕事も与えられず、自信もプライドも奪われ、居場所を奪われた若者を大量に作り出しています。


こんなことじゃ少子化もすすみます。

なぜ、何も手を打たないのか。

若者に仕事を与え、自活できるようにすればいいじゃないか。

なぜだ、なぜなんだ。


不思議に思っていましたが、ふと最近気付いたんです。

政府はわざと若者を自暴自棄に追い込んでいるだと。

安い時給で働いて生きるより、実家で肩身の狭い思いをして生きるより、

自分より裕福な年寄りのウンコを拭いて生きるより、

パッと華々しく散ろうと思わせたいんじゃないか。

軍隊なら腹いっぱい飯を食えるし、

近所の人からも「あそこの息子さんは軍隊に志願したそうですよ。立派ですね」っていわれる。


若者を兵隊にならせて、中国と戦争でもする気でしょう。

そう考えれば若者を軽視し続けるのもうなづけます。

もっともっと社会的に存在を否定し、追い込めば兵隊になるくらいしかなくなります。

先の戦争のときも貧乏な農家の次男・三男がだいぶ鬱屈した思いを抱えて兵隊になっていたようです。


戦争なんて今更やるわけないだろうと思いたいです。

ただあまりにも若者のことを考えない政治だから、こんな妄想が膨らみました。

どんな結果になるんでしょうね。

選挙は必ずいきましょう。

いかないで文句をいうのはカッコ悪いですから。