つりぼり十番勝負≪OF編≫③
ランディングすることに疲れたみたい
バラしになったわけじゃない
ルアーの針は曲がっているわ
フックはいつものタックル箱の中
きっと貴方はいつものスレと
笑いとばすにちがいない
だけど今度は喰ってるみたい
虹鱒の顔もちらつかないわ
イトウはいつも 待たせるだけで
イトウはいつも 待ちくたびれて
それでもいいと なぐさめていた
それでも鯉は鯉
多分貴方はいつものブログで
イトウ釣ったとくだをまいて
証拠写真は思い出の中に
ブレた写真そえておくわ
今度大物釣るとしたなら
やっぱりイトウを釣ってみたい
だけど二度とヘマはしない
貴方になんか針掛けないわ
イトウはいつも 待たせるだけで
イトウはいつも 待ちくたびれて
それでもいいと なぐさめていた
それでも鯉は鯉
イトウはいつも 待たせるだけで
イトウはいつも 待ちくたびれて
それでもいいと なぐさめていた
それでも鯉は鯉
それでも鯉は鯉
「うわぁぁ!鯉だよ!鯉!…デカっ!」
60はくだらない「真鯉」をあげた「五平」こと「パックン」(「す、好きじゃないけど……「篠田なんとか」は可愛い………」とAKBが気になっちゃってるアラ4)。
すかさず近寄ってわたくしは健闘を称えます。
「凄いねえ…五平…「イトウ」は上げらんないけど
「鯉」は
上げちゃうもんなあ!」
「ふぐっ…………」
「よっ!この『鯉の魔術師』!」
「………ぐふっ。」
明らかに今、この瞬間から骨肉の争いの火蓋が切って落とされたのでした。
【つづく】
つりぼり十番勝負≪OF編≫②
います。
お魚います。
一杯います。
ヘラブナ と 鯉 が…………(汗)。
池を間違えたかとも思いましたが、正面に大きく
「ルアー・フライ釣り場」
と看板があります。
「め、珍しい形の虹鱒だねえ……ははは…」
などと軽口をたたきながら笑顔も固まっている「五平」こと「パックン」(「AKB」が好きなんだね?と訊くと「えっ!全然全然!!」と異様に否定を決め込むover40)。「釣れない予感」が二人の間で大きくなって行くのです。
取りあえずキャスティングしてみようと投げ続けること30分。
釣れない。
そのうえ蚊がブンブン襲ってきます。
どうしよう…と思った刹那、「三平」のプライドと意地が天に通じたのか、わたくしのニュータックル、別名「キティちゃん」のドラグが大きく鳴りました。
「ニジマス!?ねえ?!ニジマス!?」
小振りですが正真正銘のニジマスです。
ファーストキャッチに喜んだと言うより「五平」と二人でニジマスが居たことに安堵しました。
すると五平もにもアタリが来ました。
凄い引きを見せています。何となく安堵から連帯感が生まれてしまい を手伝ってあげるのでした。
格闘する事五分。
やっとのことでネットインしたニジマスは大きく50センチオーバーは堅そうです。
「デカっ…………」
メジャーをあてつつ満足げに「五平」がいいました。
「いやはや、ファーストキャッチで大物あげちゃった!」
何でしょう。
この敗北感。
試合に勝って勝負に負けた感満載です。
何としてもこの大物(54センチ)を越えなくては……。
一気に対岸へと回り込みます。
回る道すがら池を覗くと大物の魚影がわんさか見えるではありませんか!すぐさまキャスティングに入ると対岸の「五平」がすかさず二匹目との格闘に入っています。
今度もだいぶ大きいようで、池の端から端までを縦横無尽に走っています。
何とかしなくては………。
すると「五平」が叫んだのでした。
「何か違う!いつもとなんか違うっ!!」
【つづく】
つりぼり十番勝負≪OF編≫①
さて今回は
「放流は数ヶ月前」
「料金は安い」
「足場もボロボロ」
「魚影は無い」
と釣れなそうなネット情報満載の管理釣り場「OF」へ。
「釣りキチ三平タイトルホルダー」のわたくしと「釣りキチ五平」の「パックン」(最近なぜか「AKBINGO」は何曜日に放送してるのかをしつこく聞くアラウンド40)は果敢にも挑戦するのでした。
ルアーフィッシングを始めてまだ一年そこそこ。
「中2のようなおぼえたて」の情熱があるとは言えど、そんな情報に自信満々で挑める訳もなく、
「勝負が『1対2』みたいなサッカーのスコアだったらどうしよう(汗)」
「万が一釣れなかったら金に物言わして管釣りハシゴしたる」
などとビビりまくりで向かうのでした。
開始時間までに余裕を持って到着。
管理人の小屋に人影は無く、
「釣りしてて。後でお金貰うからさあ。」
みたいなメッセージの看板がぶるさがっています。
取りあえずタックルを準備して待っていましたが、開始時間になっても誰も現れません。ちゃんと料金は払うつもりでしたので看板に従って取りあえず池に出ました。
ここ管理釣り場「OF」はルアーフィッシングの出来る池は3つ。
そして餌・ヘラブナ釣りの池が一つあります。
早速駐車場の前の池へ。
足場は鉄板で思ったよりしっかりしています。
そして大量の魚影が二人を待ち構えているのでした。
【つづく】