メタルにハマる前、JAPANが大好きだった時期がある。
高校のころに誰かに聴かせて貰ったんだと思うが、気に入って、でも当時はそんなにレコードなんて買えなかったからレンタルで借りて、それをカセットテープに録ってよく聴いていた。
ひさしぶりに思い出して聴きたくなった。
探したらこれしか持ってなかった。
OIL ON CANVAS
素晴らしい。昔、良く聴いてた時のことを思い出す。
初期のパンクっぽい時期も、後期の異常に暗い時代も好きだ。なにより彼らはとても良い曲を書いていた。
今聴いても全く古さを感じない。
これは解散後に出た最後のワールドツアーでのロンドン、ハマースミス・オデオン公演を収めた2枚組ライブアルバム。暗く静かに淡々と進むライブ、しかしこの緊張感、テンションの高さはなんだ?ゾクゾクする。
単なるライブを収録した適当なライブ盤と違い、このアルバム自体がひとつの作品として完成されている。
美しいバンドだったな。独特の品があった。
今の安っぽくて下品なビジュアル系バンドとは一味も二味も違う、病的な美しさがあった。
音楽的にも暗く美しく、そして時に変、なかでもミック・カーンの変さは群を抜いていた。眉毛のないルックスもさることながら(髪を真っ赤に染めていた時期もある)ライブビデオを観たことがあるが、フレットレスベースを弾きながら、ステージを左右にカニのように動いていた姿が印象に残っている。普通に歩くのとは全く違う、上半身を動かさずに、しかも表情も変えずに動くからマネキンが動いているような、そんなイメージ。
彼のソロアルバムも聴いたことがあるが、何とも言えない変な、でもいかにも彼らしい作品だった。
もう何十年も聴いてない。聴きたくなってきたよ。
買おうかな。売ってるんだろうか?
この最後のツアーには一風堂の土屋昌巳が参加していた。
彼らはバンド名にも現れているように日本との関係も深い。
Voのディヴィッド・シルヴィアンは、坂本龍一とも深い関わりがあった。
今はどうしてるか全く知らない。
再結成したこともなかったと思う。
"Sometimes I Feel So Low"
"Quiet Life"
"Gentlemen Take Polaroids"
"Ghost"
Adolescent Sex
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苦悩の旋律
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クワイエット・ライフ
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