KROKUSやGOTTHARDで有名なマンディ・メイヤーのバンドもCOBRAだったが(そういやKATOMANDUもマンディ・メイヤーだったな、懐かしい)これはイギリスの別バンド。


COBRA


84年結成、シェフィールド出身の5人組。
85年、CRIMINAL RESPONSE RECORDSからの1st。


WARRIORS OF THE DEAD


シンプルなギターリフを中心にしてメタリックな感触はある、しかしそのもや~っとした音像、Voもメロディは踏まえてはいるがいっぱいいっぱいのうわずるような歌い方にこれまた強烈にイギリスを感じる。
NWOBHM時代のバンドとやってることは同じ、今聴いてたら思わず苦笑いが出た。

似たようなジャケの2nd。86年。


BACK FROM THE DEAD


絵の質は下がっているが内容は悪くない。キーボードを使ったりして幅を広げようとする努力は見える。
がしかし1st同様,やはりどうしようもなくB級を感じるようなブリティッシュメタルを臆面もなくやっている。やっぱアメリカのマイナーバンドとはどこか違う、同じ音が悪くてもアメリカのバンドにはこの雰囲気はなかなか出せない。
このレベルのバンドでもブリティッシュロック、大英帝国を主張していることが嬉しい。

現代において何一つお勧めできる要素はないが、あの空気を今も記憶のどこかに持ち続けている人、当時それこそがHR/HMであったあの時代のNWOBHM直系バンドに思いを馳せる人は聴いても損はない。
2ndはEBONYからの発売で、ズバリあの音が楽しめる。



"Warriors Of The Dead"


"We're Going To Take What's Ours"

 

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