曲解説 第5弾 Last Dance | Die Milch 人形のささやき 

Die Milch 人形のささやき 

Die Milch(ディ・ミルヒ)
メンバーがあれこれお話しします。

みなさまごきげんよう。

まもなく今週のラジオ出演キャンペーンが始まるわ
その前にアルバムSinforniaの曲解説しちゃうわね。
うかうかしてるとライブまでに全曲終われないぃ

あ、まず、アルバムの名前は シンフォニアと読むわ
今まで読めなかった人、、これですっきりね。

ちなみに1枚目は Metronom メトロノーム
2枚目は Inperial インペリアル  よ。

さて 5曲め Last Dance は
今までしっとりと聴かせるバラードがなかったから
思い切り ロマンティックな曲にしようと思ったの。

6/8拍子で進む弦楽器のピチカートが特徴的。
そこに クラシカルなメロディライン。

ピアノで弾けば普通に弾けるメロディも
歌だと息継ぎとか音階の調節とかあるだから
歌うといじょーに難しい (^^;;

レコーディングは 一番時間かかったわ。

Willくんがなぜか張り切って 
オレがディレクションする、ていうから任せたけど
なんか、スパルタなディレクションだったわ。

JUNさまが「ボーカリストは長く歌うと疲れて声質が
変わってきちゃうから さっとニュアンスのいいものが
とれたらokだよ」と言ってくれたのに

「いや、もっと詰めたほうがいい。
ちょっと休めば声でるじゃん。
ここの歌詞、どこにアクセントつけるのが正しいと思う?」

うーーうるせぇ 先生か! (心の声、漏れる)

でも
そうね、結論から言うと 頑張った甲斐があったわ。
Willくんは楽器を弾く人形だから 歌う人形のことは
わからないだけど、いい作品を残したいっていう気持ちは誰よりも強いから
その思いに応えようと思ったの。

おかげで 自分で聴いても ホロっとするほど
いい歌に仕上がったと思うわ。

歌詞は 余命僅かな女性が この世を去る前に
1番愛した人とダンスを踊りたい、
最後に、本当に欲しかったものは
お金や物や名声でもなく 
たった1人の愛する人との思い出。
たとえ何が起きても その愛を見失ってはいけない
という思いを込めたわ。

あともうひとつのこだわりは  
ヴァイオリンのメロディが 歌に応えるように
語りかけるように入ってくるところ。
それはまるでボーカルとヴァイオリンのデュエット

この歌を好き、と言ってくださる声も多くて
Coco、とても嬉しいわ。
ライブでも息継ぎできない大変な歌だけれど
頑張って歌うわね。