帰りの新幹線でチケットプレゼント応募するのを忘れるという痛恨のミスをするくらいには、ムラでの最後の観劇はそれはそれはこたえました…。


見終わった後、いっそ声を上げて泣いてしまいたいと思うほど、やり場のない寂しさが襲ってきて。だってもう、次にムラにやってくることがあったとしても、そこに琴ちゃんはいないんだもの…


ということで、ショーは幕開きから涙、涙で。

周囲の皆様もけっこう、オペラ上がりならぬ、ハンカチ上がりの連続でしたねぇ…。もったいないから目に焼き付けたいのに、視界がうるうるして。


一方で、芝居はかなり冷静に見れました。

2週間ぶりに見た『阿修羅城の瞳』は、みんなそれはそれは進化、深化していて。泣く暇もないくらい引き込まれて体感15分。


琴ちゃん出門のかっこよさ、芸の細やかさ、スキルの高さは言わずもがな至高の領域ですが、特にありちゃん(暁千星)の芝居の変化が素晴らしいなと。初めて見た時から良かったのに、どこまで良くなっちゃうの?!


闇のつばきの時の艶っぽさと妖しさと、阿修羅になってからの圧倒的な迫力(物理的にも)、恐ろしさとの差の付け方が見事で。


阿修羅の銀橋のソロは、切なくて哀しくて毎回自然と涙が出てしまうのですが、怒りと絶望の熱風が伝わってるようなパッション炸裂ぶり。

(ところでありちゃん、星組パッション!も継ぐのかな?w)


2人の結末がなお切なく、そして出門が一層かっこよく見え、相手役としても仕事できる子ちゃんだったありちゃん。


琴ちゃんが「なんの不安もありません」と言っていたように、素敵な人にバトンを繋いでいけて良かったなぁと、全然トップスターじゃない私も誰目線かわかんないけど思ってます。


ちなみにこの「なんの不安もありません」て、みっちゃん(北翔海莉)が退団する時にさゆみちゃん(紅ゆずる)に対して言っていて。琴ちゃんの中に、背中を見てきた素敵なトップさんたちの素敵な要素が息づいているんだなぁと感じます。


だから、この先トップになる人たちや残って頑張る人たちの中に、「礼真琴」はずっと生き続けるんですよね。いつか、ありちゃんやつんつんの中に琴ちゃんの面影を見つける日が来るのかなぁと思うと、すごくすごく嬉しい一方で、もうそこにいない琴ちゃんを実感して、寂しくなるんだろうなぁと書きながらまた泣いています。


夜はダメね。感傷的になってしまう泣くうさぎ