今更ですが、れいこちゃん(月城かなと)、宝塚大劇場ご卒業でしたね。
卒業公演て最大の祭りでもあるから、興奮と寂寥と感動とがないまぜになって心が忙しい。特にムラは、感情ジェットコースターで、何をどう感じていいか判断が心に追いつかず、浮き足だったまま千秋楽を迎え、本当に辞めるんだ…といよいよ実感する。このループをトップさんを見送るときは、何度となく繰り返してきました。
ムラの千秋楽の配信は所用のため見られなかったのですが、タイムラインに流れてくるサヨナラショーのセットリストや、スポーツ新聞や劇団サイトの一問一答、映像を見るにつけ、なんと彼女らしい幕引きなんだろうと。
サヨナラショーのセトリ、一れいこファンとしては思わないところがないわけではないけど、
こういうひとなんだよなぁ…って。
どこまでも利他的で、ずーっと高い視点で物事を見れるひと。
与えられた役割に果てしなく誠実に、こうあって欲しいな、れいこちゃんならこうだよな、を最後まで絶対に裏切らないひとでした。
今世間から冷たい目で見られている宝塚において、良心の塊のような、どこに出しても恥ずかしくない素晴らしいトップさんでした。ファン的にも、れいこちゃんがいてくれる宝塚なら捨てたもんじゃないなって、そんな風に思えるひとでした。
ご挨拶も潔くてわかりやすくて。
聡明、を辞書で引いたら
月城かなと
が出てくるんじゃないかと思うようならしさ。素敵だなぁ。
東京でも待っています!!