宝塚ついでに1人で京都へ。
宿泊したのはデュシタニ京都。良かったよ、というセンスの良い知人の一言で決めたタイ発のホテルなのですが、これが大当たり!京都とタイが見事に融合しており。宿泊客もほぼ外国人旅行客で、ここはどこ?!という異国に来たような不思議な感覚で現実を忘れられます。
朝ごはんを楽しみに伺ったのですが、ハーフブュッフェで、オーダーすればタイらしいグルメも楽しめ。朝からガパオ?!って思うでしょ??美味しくてペロリ。
こんな豪華なデザートもいただけます
さて、京都ステイのおともに『歌劇』を読んでいたのですが。座談の正塚先生、お年を召されましたね…私が認識してたビジュアルが相当前だったのだとは思うけど。
そこで、「当たるかなぁ?」と心配する先生に対し、れいこちゃんがずっとそれおっしゃってる!とツッコむくだり。ここ原稿化したのは観客に対する予防線だったのか…
まーお世辞にもおもしろくなかったですよねぇ。。
この公演でれいこちゃんが退団するなんて、記憶にございません!、ですね、私は。
そんな中にあっても、月組生たちの、特にれいこちゃんの芝居巧者ぶりは際立っており、逆にすごいなと感心しました。
俳優はメニューを読み上げるだけで見る人を泣かせる、じゃないけど、なんてことない話がれいこちゃんたちの解釈と味付けによっておもしろい、とは言えないから、おもしろそうな何かに立体化されていく、というか…
座談を読むにつけ、正塚先生に対するれいこの信頼感やチームの雰囲気の良さは感じるのですが、いかんせんお話面白くないよ…ユリウスがメアリスチュアートの声を探す大義もないし…
まぁそういうの考えると、RRRって本当にストーリーも演出も面白かったなーって思い知りましたわ…
礼華はるの役所は、『ケイレブハント』の咲ちゃんの役割なのかな。もう少し彼女がかっこよく見えるお役じゃだめだったのかしら…
ほぼ空気扱いだった風間柚乃には同情します。
ショーは一転、華やかで夢夢しくて、ディズニーランド感に溢れており。退団者への花向けとして場面もしっかり用意されており、先生の愛情を感じました。
サヨナラショーのように組子みんなに迎えられるトップコンビの場面は、泣くなと言われる方が無理。退団公演は、思いっきり感傷に浸って別れを惜しむ場面がないと成仏できない私としては、ありがたかったです。
こちらね。問題の対談