昨日、神こと瀬央さんがついに星組に降臨されたわけですが。


星組ファンにとっては色んな意味で忘れられない夏となった『2023』ならぬ『1789』。開幕前から礼真琴の休養が発表されており、休養の理由について様々な憶測が飛び交いただでさえ不穏な空気の中、公演中止に次ぐ中止、ついには当のトップの休演、当時の3番手による主演の代役、文春に標的にされるなど、あまりにも状況と感情が忙しくて、瀬央さんの異動について感傷に浸る余裕もなかったような…(もはや自分、は格言となりましたが)


さらにはその後、宝塚100年の歴史を揺るがす大惨事が起き、存続自体が問われる難しい時期に突入し、宙組の生徒の処遇に注目が集まるあまり、その他生徒の去就は霞んでしまったような…


RRRの初日も遅れ、本当に公演できるのかな?という不安が拭いされなかったので、やっと幕が開いたあの日まで、とっても長く感じたのでした。なので、幕が開いて何か違う、あ、瀬央さんいないんだ、とその不在について気づくまで、正直いって私は時間がかかりました。


瀬央さんに星組見てほしいなと思う一方で、せおっちがあんなに背負うか背負わないかで大揉め(してない)していた羽根を、いとも簡単に背負い、紛うことなき正2番手として堂々と大階段を降りてくるありちゃんを見たとき、せおっちの胸にはどんな思いが去来するのだろうと、ちょっと怖い気もしていて。


もちろん瀬央さんは、私のようなちっさい人間ですらなく、神なので、心からありちゃんの成長と昇進を祝福しているに違いないのですが。


たった一つしかないポジションなのだなぁと…厳しい世界だなぁと、思わずにはいられなかったです。誰も悪くないのだけど。


一方で、私は度々書いているように、せおっちがトップになれるとは思っていなかったので、今の布陣に意外性はないのですが…。(せおっちのことは大好きです!同郷の誇り!!

とはいえ、ちなつがトップになるのだから、瀬央さんもあり得なくはなかったんだな。運命なんですかねぇ。


だから専科で、その手があったか!という場で活躍してる姿を見て、本当に良かったなぁと思っています。せおっちの人徳と実力と美貌があってこその活躍の機会をちゃんと見つけてくれているように見える劇団、いいぞ!と思っています。


今、専科が過去にないくらい華やかなので、落下傘でトップ就任とかだけではない、面白いアウトプットがあったらいいなと期待してます。宙組の公演もどうなるかわからないしね…


龍のパワーを感じたよね