星組東京通ってます!

先日はマイティ、今日はちえねね観劇にかぶり、ことちゃん、ありちゃんとっても嬉しそうでこちらも嬉しくなりました。


それにしても退団してもちえねねの仲の良いこと。むしろ在団中より仲良さそうw

仕事相手でも、友達でも、姉妹でもなく、「相手役」としか形容のしようがない結びつきがあるんでしょうね。


本題のRRRは、ムラの開幕後割とすぐに観たので、進化・深化がすごいなと。(その当時ですら、すでに完成度高かったのに!)

メリハリがよりつき、笑うところ、泣くところ、楽しむところ、の客席への提示が明確で感情迷子になりません。


でもね、RRRのどこに1番泣けるかって、

ビームが拷問されながら歌いインドの人々の心を突き動かすあの名場面を抑えて、

ぶっちぎりで


ラーマのパパがライフル一本で、命をかけて息子と村を守って散る場面


なんです、私は。

朝水りょうがすばらしい。


なんでラーマが阿修羅になるまでして、

武ーーー器をーー持ちーーーーーーー

立ちーーー上がれーーー

という使命にこだわってるのか?

あの短い場面の説得力がないと、ただの猟奇的なやつ(ツンツンに、どうかしてるぜぇ!って言われてるしね実際)か、前世デムーランだったからじゃないですか。


家族(村人含めた)を守る使命に文字通り身命を賭して、バトンを息子に託す、朝水りょうくんの芝居が素晴らしいし、ライフル片手で持って駆け抜けてくる挙動がシンプルにただただカッコ良い。


ラーマを突き動かす原体験としてすごく説得力があるし、毎回泣いてしまいます。

今はいないけど、お父さんを感じるんです。


そして次点が、どうなるかは覚悟のうえでイギリス警察に叛旗を翻し、ラーマの選択に最後まで味方するおじさん・ひろ香祐。


このかた、1789「神様の裁き」で有沙瞳が絶唱する後ろで、幸せだったころの王室家族再現してる時とかも、ここまで泣かす?!ってくらい涙腺刺激してきたんですよ。


本人のあたたかなパーソナリティも滲みでてるし、学年上がって包容力や風格の必要な老け役をやれるようになり、ようやく役がヒーローに追いついてきた感じw


でもラーマの処刑目前で、オケボから登ってきて「助けに来た」っていう礼真琴の説明不要のカッコよさ、に最後は感動の涙も毎度全て持ってかれる私です。

ありちゃんは武器を持ちたい


星組は革命が好き