昨日直後にアップしたかったのですが、ハプニングがあって今更になってしまいました・・・

今年締めくくりの公演が無事に完走できて、ことちゃんはじめ組子のみなさんホッとされたでしょうね。

東京でお待ちしてます!

 

さてお芝居『ディミトリ』は、上田久美子作品の中で私が一番好きな『金色の砂漠』味がありますね。

それのさっぱり版といいますか・・・

苦悩することちゃんが大好物の私としては、運命に翻弄されすれ違う二人の耽美な世界観と、美しい衣装の数々(しかもトップコンビよくお似合いで!)は好きでした。

他方、二人が結婚するまでの畳み掛けるようなテンポの早さはよかったものの、結婚してからのすれ違い以降が若干物足りなく感じて、初見といのもあって感情移入はこれから、といった感じでしょうか。

 

とはいえ、星組の役者は揃った感がすごいなというのが第一の感想。

主演の礼真琴は安定のハイレベルっぷりですが、トップ娘役として成長著しいひっとん(鎌倉殿好きなかたならお分かりですよね?)、新星・暁千星、ラスボス・せおっちの貫禄。

出番は少ないながら、役の納得感がすごい極美慎w  (彼女の正しい使い方というか、彼女にしかできないというか・・・)

娘役も路線近辺は全員歌えるしと、下級生に至るまでズコーーーって人がいなくなってる・・・!!ということに、驚きです。

(真ん中がズコーーーって期間もそこそこあったし)

 

これで花組に出戻りとなる私の大好きなあかりちゃん(綺城 ひか理)のジョージア王は、品格と人徳と身長の高さが画面越しにもありありと伝わってきて。ありちゃんの異動によって出番が減るのはもったいないスターさんだと改めて感じ、異動させてもらえてよかったね、っとしみじみ思いましたね。最後のご挨拶も、あかちゃんの聡明さが冴え渡る立派なものでした。

 

出番や台詞の多寡はあれど、たくさんの生徒に見せ場をつくるのはさすが座付演出家だなと最初は思ったんだけど、よく考えてみたら個々が自分の場面をハイライトに昇華させたのだなと思うと、また一周回って星組の実力の充実ぶりに感嘆しました。

 

そうやって丁寧に作られた一場面一場面の積み重ねを終始貫く、ディミトリとルスダン、あるいはギオルギとバテシバの離れても通じ合っている心が伝わってきて、トップコンビの充実期を感じるとともに、花組に帰るあかちゃんの星組への置土産のプライドをみた思いです。