にしても『めぐり会いは再び』は、初見てのもあって、騒がしいな〜wという感じ・・・
小柳先生の、ライートで内容ないんだけどハッピーなお芝居、嫌いじゃないんですけど、今回は一段ととっ散らかってるうえになんの学びもない(説教くさくない、という意味では褒めてます!)演目でしたね。
つくづく、この次で礼真琴に退団してもらっては絶対に困る・・・!!!
と思いました。
ことちゃんに、こんな箸休めもいいとこみたいな役でトップ人生終わらせられない、とファンなら誰しも思ったのではないでしょうか……
「礼真琴といえば」の運命のお役とめぐり会わないとね。
さらに、コメディと礼真琴の相性の悪さも感じて。
なんでもできることちゃんですが、彼女決してコメディエンヌではないと思うんだよね。
もちろん実力で成立させてはいるのですが。
さらには星組って、キャラが明るい人が多いからコメディ得意そうに見えて、みんなそんなに得意じゃないと思うんですわ。
コメディって、月組みたいな芝居職人が真面目にやるからおもしろいわけで、星組のサービス精神旺盛な人たちが「ここで笑って!!!」とばかりに力んでると痛々しい…
とはいえ、そんな内容のない(失礼)芝居であっても、ちゃんとチケット料金以上の見せ場を提供するのがプロ・礼真琴。
開演アナウンスからルーチェとして観客を物語に誘い、劇中では昔懐かしのルーチェが10年の時を経て青年となった様子を的確に表現していたのはお見事。
ダンスコンテスト?のシーンは、ルーチェというより礼真琴人格だったけどw、稀代のダンサートップコンビの面目躍如で、ある意味ショーよりも楽しめました。
壁ドンや帽子で顔を隠してからのキスシーンも、宝塚にキスシーン不要論者(他に誰がいんの?っていう)の私も唸る、キュンぶり。
えんとつ町のプペルか、ドナルドダックのおじさんかっていう変な帽子への違和感も忘れるくらいには、ときめきをもらいました。
やる人がやったら、とっ散らかって騒がしいだけで終わりそうな場面も、きちんと緩急つけて観客を集中させる礼真琴の力業、改めて感服です。
一方で、「完璧な実力」(by藤井ダイスケ氏)の持ち主だからこそ、演出家が持て余す、ってこともあるのかなーと思ったり。。。なんでも出来過ぎちゃうからこそ、作品が限られてしまう、役がイージーに見えてしまう、ってこともあるのかもしれないと、今日感じました。