結局星組の千秋楽のライブ配信みてしまいました。
特段ファンではなかったけど、礼真琴トップ体制となった初期の星組の基板を作った人であり、コロナ禍における若きトップの心の支えとなった、愛月ひかるのサヨナラショーは見届けたいな、と。
この公演を初めて見た時から感じていましたが、やはり最後の日の退団者の輝きは別格ですね。そして愛月ひかるもまた、清々しく。似合う似合うとは知っていましたが、100年の歴史の中でも指折りの軍服ジェンヌではないでしょうか。本当に神々しかったです。
個人的には花組から組み替えしてきた綺城ひか理が色んな意味でお気に入りなのですが、特に私彼女の独特の語録がツボでして。先日のカフェブレイクでモアダンをもってして、「宝塚になにをしにきたのか?」を思い起こさせてくれる演目、みたいなことを言っていたのですが、言い得て妙。
奇しくも愛ちゃんが退団にさいしてのメッセージで大空祐飛にかけられた「補正なしのシャツ一枚で男役を体現したことは今後の大きな武器になる」みたいな言葉とリンクするのですが、モアダンは振り数も多くないし、カラースーツにソフト帽という至ってシンプルな衣装で、立っているだけで、揺れているだけで男役として成立しているかを問われる演目。
このショーで、愛月ひかるは間違いなくその男役の真骨頂を体現していたように思います。
その愛ちゃんの背中、緊張感が確実に下級生に伝播していましたよねぇ。幕開きの星男たちのかっこよさたるや!(←語彙)もうみんな、礼真琴のポリシーでもある「Go beyond the limit」そのままに、愛さんの花道盛り立てるでぇ〜!!!と、もてる以上の実力で男役の美学を追求しているように感じました。この最高にかっこいい星男たち、見て!!!!って私が謎に誇らしくなるという。
アシナヨの場面は、初めて見た時に感動して泣いてしまったのですが、昨日の感動は一入でした。ああゆうサヨナラのための場面て、どの公演でもちゃんと用意されてるものだけど、あんなに感動したのは初めてかもしれん。
ことちゃんが、心から愛ちゃんを頼りにしていたのがわかるから、その寂しさ、感謝、これからの不安w が生々しく伝わってきて。一方愛ちゃんは、前向きな訣別といいますが、決して振り返らない、憑き物が落ちたような穏やかな表情で。「大丈夫だよ!」って言ってるみたいで、姉と妹の別れのようで、胸が熱くなりました。そこに若干置いてけぼり感のある舞空瞳…
退団のご挨拶も、至ってシンプルなのも好感だった。引き際にして、私的に、株が爆上がりしていてる愛月ひかる。聡明な人。
今日はたくさん寝たのかなぁ。新しい人生の御多幸もお祈りしております。