ちえさん(柚希礼音)が、「退団される人は、なんであんなに輝くんだろう?と思って、自分も毎公演最後のつもりで舞台にたってる」みたいなことを昔言ってたけど、その言葉通り、愛月ひかるには後光がさしていました。ただでさえ色が白いもんだから、ライトやかつら、衣装の効果もあって神々しかったです。

 

『ロミオとジュリエット』の死役が超当たり役となり、俄然舞台での存在感が増した愛月ひかるの勢いそのままに、芦名銅伯も見事な怪しさとオーラでした。長身なのもすごく迫力でw 身長大事ーと改めて思ったね。

 

宙組時代は実力に伴わない重用ぶりに個人的には疑問があったけど、梯子外された(?)あたりからの本人の開き直りというか、腹の据わり方はかっこよかったです。からの、ロミジュリの死で底力を見せつけ、最高評価の時に美しく散っていく……。その引き際の潔さもあっぱれ。

ファンにも組子にも、そして辛酸を舐めさせられたであろう劇団からも、心から惜しまれながら去っていくのは、本当に良かったなぁと思います。豪華なサヨナラショーまでやってもらえて、最高の花道かと。

 

ショーではMr.軍服の名を欲しいままにし、極美とか天華とか(だっけ?)引き連れてる場面があるんですが、『アナスタシア』がフラッシュバックしまして。ロシア皇帝一家を愛ちゃんがやったらさぞぴったりだったんだろうなぁと思ったし、浮世離れしたスタイリッシュさ、溢れる高貴さ、まとう空気感はやっぱり宙組で培ったものなんだろうなぁと思うと、最後に愛ちゃんの故郷を勝手に感じて、脳内で一人じーんとしてしまいました。

で、俄然『アナスタシア』がまた見たくなったwww  あの作品、もちろん初見でもおもしろいのですが、後からじわじわくるんだよね。

 

トリデンテでの『アシナヨ』、最後に3人で並んでお辞儀をした瞬間には、言葉にできない感動に包まれました。