続いて『モアー・ダンディズム!』ですが、これ好きー!

真矢ミキバージョンを色濃く踏襲してるのですね。星組わたさん(湖月わたる)バージョンの、男役が大階段に並んで中国マフィア(完全にイメージ)みたいなわたさんが歌い踊る『PARADISO』も最高にカッコよかったけど、背格好が似てる真矢ミキ側に寄せたのは正解かも。

 

ことちゃんて現代的と言われることが多いようだけど、歌もダンスもここまで突き抜けたレベルのトップがかつてほぼいなかったので、存在そのものが見る人に新しく映ってる、ただそれだけのことのような気がします。

 

彼女、素顔は丸顔たぬき顔でチャーミングな女の子。ともすると、正統派男役としてのポテンシャルは高くないのかもしれないけど、敢えて本来の自分とは対極にあるような男臭さに振り切ってるのも、これまでにない存在とされてる理由かも。それも圧倒的な実力があるからこそ、力業で成立させているわけですが。

 

なので、毎回礼真琴の男臭さが増し増しになってるのには驚きます。現役時代の真矢ミキの男臭さも蒸せ返るようでしたが、クセという点では礼真琴も本家に負けてないなとw  若干もたれるような歌い回しとかしてて、曲の原型を見失いそうになることもあるし。

 

むしろ私は、礼真琴は実力こそ不世出のスターだけど、スタイルが昭和生まれの平成初期のトップの系譜のせいか、なんだか懐かしさを感じることがあります。特に、笑顔の浮かべ方が、この頃のスターさんを完全に模して現在に蘇らせてる感じというのかな。ずっと年下のはずなのに、全てを包み込むような包容力を感じる。

 

屈指のダンサートップですから、本人も動きまくりたいだろうけど、あえて抑えた動作や仕草だけで劇場の空気を掌握する礼真琴の姿は新鮮であり、早くもトップとしての円熟ぶりを感じました。

 

芝居で出番が少なかった分、エネルギーが有り余ってたであろう舞空瞳のダンスのキレもいつもに増していて、全編通して余裕を感じましたね。実際、ショーもそこまで出ずっぱりな印象もなく、正直彼女のダンスシーンは物足りなかったなぁ。とにかくどんな衣装を纏ってもドレス捌きが美しいのには感心します。膝から下が長い長いw  抜群のプロポーションにも毎回ため息。早くダルマが見たいね。

 

それにしても、プロローグ、上からブランコ?みたいので降りてくる時に感じたことちゃんの脚の細さよ!パンツの中で脚が泳いでたよね💦 トップになって痩せた痩せたとは思ってたけど、ここまで搾り取られてるのねとちょっと心配になりました。