今更年末年始のスカステ特番をキャッチアップしてるのですが、トップコンビ語り合ったりゲームしたりするコーナー、なかなか興味深かったです。各組のコンビ仲や、個性が出ていて面白かった。
なかでも、コンビ仲に影響を及ぼす「娘役としてのあり方」について、小姑目線で気になったことがあって。
まず、私的に株が爆上がりしたのが花組の華優希。
このかた、舞台上での私的評価は高くないことは過去にもエントリーしました。歌よりダンスの厳しさが深刻だなと2019タカスペのミーマイをみて胸を痛めたばかり。ビル柚香と向かい合って両手をパンパンパンってやるシーン、あまりにも所作が汚くて、おばさんがアルプス一万尺やってるようにしか見えなかった。柚香光の手のスピードに全然追いついてなくて、カレーになされるがままにはたかれてる、みたいな。『ダンスオリンピア』とか言っちゃって大丈夫!?って心配してたんですが。
意外や意外、「可愛い」を絵に描いたようなルックスなのに、結構ハキハキと話しますね。何よりも言葉遣いが美しい。上級生に対して敬語は当たり前だとしても、その敬語が正しくて言葉に淀みがない。
声こそかわいらしいけど、話し方は凛としていて、語尾を伸ばしたり、ぶりっ子特有のべちゃべちゃ粘着質な喋り方でもないので非常に爽やか。
さらには聞き上手。この「聞き上手ぶり」も、トップの話にただ頷くだけではなく、引き出すのもなかなかうまい。自分が意見を求められても、完全にトップにのっかって相手の発言泥棒になるのではなく、自分なりの意見もきちんと話せていて、かつその慧眼もさすがトップ娘役になるだけあってなかなか鋭い。
いやーびっくりしました!この人、舞台では隙だらけなのに、舞台おりたら隙なくて完璧だなと。素直に、こんなかわいらしくて聡明な人に、息子のお嫁さんになってほしいと思えましたね。(絶対相手にされないけどさ)
翻って、息子のお嫁さんに無理かもと思ったのが月組の美園さくら。(絶対相手にされないけどさ)
かねてから珠城りょうの美園さくらへの、演技なのかリアルなのか判別つかない塩対応については目に余るものがあり、なんだかなーと思っていたのですが、この映像をみてたまきちに同情してしまった・・・。
なんでもトップに同調しろとは思わないけど、わりと持論がある人のようで、それを譲らないので2人の共感の接点が生まれない→盛り上がらない→会話途絶える、みたいなループで。
その点、真彩希帆は望海風斗の意見を引き出しつつ、自分のアイデアも織り込んで折衷案に昇華するのがうまくて、「いいお嫁さん」ていうより、「優れた軍師」ぶりに舌を巻いた。歌への圧倒的な信頼感はもとより、トップの信頼を勝ち得ている有能な右腕としての存在感が伝わってきました。
多分、美園さくらは賢い(IQが高い)人なんだと思うんですよねー。だから普通の娘役のような「可愛いおバカさん(by『華麗なるギャツビー』小池修一郎より)芸」は得意ではないのだろう。そんな彼女を面白おかしくイジったり突っ込んだりする人がいれば、さくらも「エッジの効いた頭脳派・娘役」になるんだろうけど、珠城りょうもまたそういうキャッチボールはできないのか放棄してるのか、しないもんだから盛り上がらない。
でも何よりがっかりだったのが、2020gにするゲームの際の所作の荒っぽさ。お菓子を雑にぽんぽん器に放り投げる姿が、なんとも品がなかった。舞台では爪の先まで神経を行き届かせて美しく存在しているトップ娘役に、あれはしてほしくなかったなー。。。珠城りょうは一切関与せずといった感じで傍観に徹してたけど、収録後注意したりしないのだろうか。。。
その後、真風涼帆が雑を通り越して大胆に器にお菓子を根こそぎ打ち込む様子は、一周回って面白くて笑ってしまったけどw これはやはり女性には厳しい女性目線ゆえなのだろうか。(ゆりかちゃんも女性だけど!)