注・マニアックな話題ですよ。
ライトノベル、略してラノベ、です。
昨今、アニメ絵の表紙の文庫本が増えたなー、とか思いません?
漫画コーナーに行って手に取ったら可愛い女の子や耳の生えた生き物の挿し絵付きの小説だったりてことないですか?
多分に偏ったたとえですが、それです、ラノベ。
古くはコバルト文庫、ティーンズハート文庫、ハヤカワ文庫、富士見ファンタジア文庫、スニーカー文庫、最近ではガガガ、ルルル、ファミ通文庫、電撃文庫、ルビー文庫などなど。
有名作品は、
キノの旅
風の大陸
マンガ家マリナ
スレイヤーズ
涼宮ハルヒ
金の砂漠王
十二国記
デルフィニア
ゴーストハント
図書館戦争
さようならこんにちは
グインサーガ
吸血鬼ハンターD
丘の上のミッキー
マルドゥックスクランブル
などなどなど。
まだまだでますよー。
伊達に図書館に9年も働いてないです。
ノベルったってライトでしょ?漫画みたいなのでしょ?
いい大人が読むもんじゃないわよね~
…なんて敬遠すること無かれ。
非現実的な世界観、主人公はじめとするキャラクターたちがどれだけ突飛であろうとも、大事なこと、作品テーマを生かすことが出来ていれば、それは立派な文学だと思います。
実際、昨今は、ライトノベル作家が直木を取る時代です。
音楽に垣根がないように文学にも垣根はないと思います。
あるとしたら好き嫌いでしょうか。
前置きが長すぎですが、
5月20日。
私が4年間読み続けていたライトノベルが完結しました。
ライトノベルの特徴として、売れ行きが良ければすぐにシリーズ化する、てのがあります。
本編11巻、短編集5巻。
全16巻。
堪能いたしました。
出会いは、働いていた図書館でした。
とにかく、貸し出しやリクエストが多かったんですね。
中学生、年配奥様も読んでらしたように思います。
赤い服に赤い帽子を被った吸血鬼が表紙の文庫。
タイトルは
BLACK BLOOD BROTHERES
あざの耕平さんが富士見ファンタジア文庫というレーベルで書かれたものです。
読了しまして、いま何とも言えない気持ちです。
あざのさんの作品には特徴があって。
始まりがあって、静かに蠢く複線を描く巻があり、そこで世界観を理解させ、爆発するように物語をラストへ突き進める。
この荒々しいラスト部分の文章は大変男性的で力強いタッチですが、そこへ向かうまでは大変緻密です。
女手の匂いすらして、私なんか最初、あざのさんを女性かと思っていたくらい。
サインをいただく機会があって、ちゃんと男性だと理解しましたが…いやぁ、あのときは緊張しました。