有栖川 有栖 著「ロシア紅茶の謎」に続き、

またしても、紅茶が殺人事件に関与!


今回は、

平岩 弓枝 著 「セイロン亭の謎」

新潮文庫 平成10年3月1日 発行


セイロン亭の謎

背表紙より。

「異人館の立ち並ぶ神戸・山手の一角にあって

一際(ひときわ)目立つ英国風の洋館が、

紅茶輸入業を営む高見沢一族の邸宅だった。

この屋敷内に侵入した何者かに、

高見沢家の女社長・隆子が殺された。

その直前に中国語のメッセージがー

『セイロン亭の秘密を知っているか。』

これを契機に次々と得体の知れない事件が

起こるのだった。一族の過去と複雑な

人間関係にお茶の歴史を絡ませた

浪漫的(ロマンティック)ミステリー。」


おととい読み終わったのですが、

その日は、なぜかキリン一番絞りの500ミリリットルを

飲みながら読んでしまったので、

肝心な犯人やら、動機やらが

いまひとつ、理解できず、複雑な読後感でした(笑)

これは、ひとえに私の読解能力の問題です。


他のミステリー小説や、

映画でも何度も同じような苦汁を味わいました(苦)

これは、ひとえに私の読解能力の問題です。


しかし、紅茶輸入業って、

こんなに儲かるのかという謎は解けました♪


この作品にでてくる高見沢家は、ものすごい金持ちなのです。

紅茶輸入業でかせいだというのですから、驚きです!


しかし、しかし♪


これは、書いても大丈夫だと思いますが、

まっとうでないことをすると、

一気に、金持ちになれるということでした!

でも、それをやったら、いつか、どんな形であれ、

バチがあたるのだと思いました。


まあ、それはそれとして、読んでいる間の

10日ほどは、ドキドキしなが過ごすことができました。


それから、作品中には日本茶や紅茶の歴史に関する

事実や、場面場面に効果的に飲むシーンが出てきますから、

筆者は、よほどお茶が好きなのかと思いました。


それは、最後の「解説」を読みましたら、

これまた謎が解けました(笑)


平岩さんは、昭和42年1月から、静岡新聞に

「おんなみち」という小説を連載されましたが、

この小説は明治の中ごろの静岡の茶問屋を

めぐる詐欺事件を扱っているのだそうです。


それから、平岩さんは、かつて2週間ほど、

スリランカを旅したのだそうです。


この時の紀行文かなにかがあれば、

読みたいと思います。


そんなことがあって、

日本茶や紅茶に造詣が深いというわけでした。