HBCテレビの午前の看板番組だった、「朝ビタ TV」には、

数えてみたら合計で20回くらい出演させて頂きました。


僕が29歳から33歳までの時ですから、

6年~2年前のことです。

(少しへんな表現ですね。)


これは、僕にとってたいへん貴重な経験でした。

事前に何の紅茶を出すかを打ち合わせをし、

担当のディレクターの方が実際に飲んで、

おいしいものを選んで頂きます。


そして、事前に当店でVTR撮影をして、

当日は、スタジオで生中継です。


と、簡単に書きましたが、

この間の緊張感は、尋常ではなく、

毎回のように、本番5日くらい前に

口内炎ができました(痛)


夢にも出てきました。

食欲も体重も減りました。

家での会話も減りました。


そのくらい緊張したものです。

でも、小さい失敗をしながらも

なんとか毎回、やり遂げることができたのは、

ひとえに、ディコヤのお客様のおかげです。


それは、紅茶教室や普段の会話のなかで、

繰り返し、繰り返し、僕に紅茶に関する

経験を積ませてくれたからです。


ですから、事前収録や本番で、

いくら緊張していても、

紅茶に関することなら、いったん話し始めたり、

実演し始めると、セリフをかんだり、

細かい手順は間違うものの、

なんとかできてしまうようになったのでした。


放送当日、スタジオでは、台本にしたがって、

リハーサルをしました。

でも、この時は司会の方々は紅茶を飲みません。

手順の確認だけです。

あくまでも、本番ではじめて口にしていました。


本番直前は、カメラに映らないところに、

その日出す紅茶をあらかじめ準備しておいて、

スタッフや、ディコヤ店長・塚本 祥江(よしえ)さんが、

段取りどおりに紅茶を差し替えます。


その時、僕はというと、

ただただ、石の様に硬くなっているだけです(笑)


ある呪文をとなえながら。

「あと10分後には、すべてが終わる。」と。


終わらないんですよ、本当は(笑)

ただ、一仕事終えた開放感に浸れるということです。


となりで、石になっているのは、司会の方々や、

スタジオを仕切るディレクターさんや他のスタッフには、

伝わっていたでしょうから、

なにかと、話しかけてくれて、スラックスさせてくれました。

まだ、番組の看板犬・ちょび太も元気でした。


こうして、毎回のように緊張を味わいながら、

回数を重ねてきたのでした。


なんだか、いろいろなことを思い出しますが、

本当に未体験なことばかりのテレビ出演でした。