2023年3月29日

昼 の 部

明 治 座

第三回 立川流三人の会

 

今日は立川流三人の会に行ってきました。

立川流の志の輔・談春・志らくの3人が

集まる落語会はめったにないので

今日は貴重な落語会でした。

第二回から15年ぶりの開催でした。

前回は談志師匠も出演して

打ち上げにも参加したそうです。

 

オープニングは全員が登場して

トークのコーナー

 

高田先生開口一番

「今晩は中条きよしです。

 道端ジェシカです。(笑)」

 

高田先生は明治座の支配人から

明治座始まって以来の大入りだと

言われたそうです。

3階席まで、びっしり満員で

立ち見席まで出たそうです。

 

今回は落語ファンによる

チケット争奪戦となりました。

 

談春「志らく、お前 ひるおびと

同じ着物で出るなよ」

志らく「なんで同じだとわかるの」

談春「実は結構 ひるおび見てるんだ」

 

一時は仲が悪くなってしまったと

思ったのですがやはり談春・志らく

の二人は仲が良かったのです。

 

この会は

出演順はジャンケンで決めるのが

恒例となっています。

 

ジャンケンで一番勝ったのは

志の輔さん二番目は志らくさん

三番目は談春さん

勝った順に自分で決められるので

1 志の輔

2 志らく

3 談 春

となりました。

 

立川志の輔 親の顔

マクラはコロナ給付金について

石川県能登町は国からの

コロナ給付金2,500万円を

巨大なイカのモニュメントの

制作に使いました。

これに、各方面からの批判が

相次いだそうです。

しかし、このモニュメントを

見てみようと思った人が観光客

として能登町に行き、経済効果が

6億円あったとのこと。

頭の良い人が集まって会議をしても

結果が伴うとは限らないようですね。

 

親の顔は本当によくできた噺で

会場は爆笑の連続でした。

 

立川志らく 親子酒

志らくさんの十八番

酒に酔った親父さんが

志らくになり代わって、落語会の

悪口を言いまくるのが最高

今回は談春(顔が大きく大和田伸也に

似てる。カツラをつけたら高橋英樹に

似てる)

志の輔(ガラガラ声で龍角散のCMに出ている)

志らくさんは三平の悪口を言いすぎて

共演NGになったそうです。

 

中入り

 

立川談春 文七元結

まさか今日、談春の文七元結を聞けるとは

思いませんでした。

談春の文七は通常1時間かかるので

今日はマクラなしで、短縮版となりました。

やはり、談春の文七元結は良いですね。

特に吉原の佐野槌の女将さんの

言葉には説得力がありました。

 

最後も全員登場してトーク

超満員の明治座で落語ができて

3人とも感動していました。

 

次回は夜の部を紹介します。