2020年3月1日

LINE CUBE SHIBUYA

ムッシュかまやつ

トリビュート for 七回忌

プロデュース:武部 聡志

演出:松任谷 正隆

 

ムッシュかまやつのトリビュートライブ

に行ってきました。

 

2017年3月1日に逝去したムッシュの

七回忌として親交のあったメンバーが

集結しました。

 

オープニングはプロデューサーの

武部聡志がライブの趣旨の説明が

ありました。

武部さんは作家・プレイヤーとしての

デビュー時、ムッシュにお世話に

なったそうです。

 

ムッシュかまやつのご子息

TAROかまやつが登場し

ゆっくりと ゆっくりと

ピアノの弾き語りでムッシュの

映像と音声と親子デュエットが

実現しました。

 

ムッシュが在籍した最後のバンド

として、LIFE IS GROOVE が登場

ゴロワーズを吸ったことがあるかい

Automatic Pilot

ギターとベース二人がロックテイスト

溢れる素晴らしい演奏でした。

 

今井美樹が登場し

ノー・ノー・ボーイ

ムッシュ本人のボーカルとデュエット

でした。

20才の頃

ボサノバ調のアレンジが良かった。

 

森山直太朗が登場し

よしだたくろう&かまやつひろし

名義で1974年にリリースした

シンシア

ギターとハモニカで披露しました。

 

ムッシュの従姉であり母の

森山良子が登場して

どうにかなるさ

を親子で披露しました。

ムッシュのルーツである

カントリーミュージック溢れる

演奏で素敵でした。

 

次にムッシュと3人のコラボで

懲りない二人

 

森山良子のソロで

Hello Mr.Sunshine

「まさかこの歌を歌うことになるとは

思いませんでした」と言って

我が良き友よ

を力強く熱唱!

吉田拓郎の名作でした。

ここで松任谷由実が登場

返事はいらない

50年前のデビュー曲

ムッシュかまやつがプロデュースし

ドラムは先日亡くなった

高橋幸宏さんでした。

 

伝説の音楽番組「セブンスターショー」で

セッションした

楽しいバス旅行

中央フリーウェイ

サマーガール

本家の中央フリーウェイが聞けて

感動しました。

 

最後のゲストは

堺正章と井上順が登場し

夕陽が泣いているのイントロが

流れました。

「夕陽が~♪」と歌うところ

「言うのを忘れてたんだけど」

と言って井上順が派手にコケて

場内は爆笑と拍手で包まれました。

夕陽が泣いている

ヘイ・ボーイ

TAROかまやつを呼んで三人で

なんとなく なんとなく

ノー・ノー・ボーイ

本編ラストは

フリフリ

観客は総立ちになり

熱気に包まれました。

 

トークの話題は今井美樹の

イギリス生活になり

イギリスは住みやすいが

税金が高いとのこと

「何の税金が高いの?」井上

「ホテイ資産税」堺 

場内爆笑!

 

堺正章と井上順の掛け合いは

最高でした。

笑いのセンスと間が絶品で

場内は爆笑の連続でした。

とても76才とは思えません。

 

アンコール

 

アンコールで出演者全員が

登場しました。

あの時君は若かった

バン・バン・バン

全員がスパイダースの振り付けで

踊りながら歌いました。

会場の盛り上がりは最高潮!

 

その後ステージ中央

スポットライトの下で

ムッシュへのメッセージを

一人ずつ語りました。

最後はプロデューサーの

武部聡志が声をつまらせ涙ながらに

「こうやって、今まで音楽を続けて

これたのはムッシュのおかげです。

今日出演してくれた方々と出会えたのも、

ムッシュと出会えたから。

心から感謝しています」と語り、

大きな拍手とともにイベントは終了。

 

私のムッシュかまやつの思い出は

小田和正の武道館公演にゲストで

登場し「バン・バン・バン」を

一緒に歌った姿が目に浮かびます。

 

ムッシュかまやつは多くの人に愛され

多くの人を育て、日本の音楽界に

多大の影響を与えました。

 

どうぞ安らかにお休みください。