古稀おじさん人生の並木道 -2ページ目

古稀おじさん人生の並木道

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​映画を観た帰り道、いつものお蕎麦屋さんへ寄った。
この店のBGMは、決まってビートルズだ。
​心地よい弦の音とコーラスに包まれながら、蕎麦をたぐる。
ふと気になって、お会計の時にレジの女の子に話しかけてみた。
​「店長さん、ビートルズが好きなんでしょうかね?」
​すると、20代と思わしき彼女は、きょとんとした顔でこう言った。
​「え、ビートルズ?……なんですか、それ?」
​……え?

えええっ!?
​世界で最も有名なバンドの名前が、通じない。
彼女にとって店内に流れる名曲たちは、
意識にも留まらない「ただの背景音」だったのだ。
​教科書の中の偉人だと思っていた存在が、
今の若者には「存在すらしていない」という事実。
映画のラストシーンよりも、
よっぽどドラマチックな衝撃を食らってしまった。
​ジェネレーションギャップは、
案外お蕎麦屋さんのレジ横に潜んでいる。