6月8日の防災ニュースより抜粋
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千葉県は6日、地域防災計画の修正案を公表、東日本大震災を受け、
津波や帰宅困難者問題への対策や、高齢者、障がい者など要援護者の犠牲を
抑える配慮を、盛り込むことを強調した。
夏に予定されている、県防災会議で、新地域防災計画を決定する予定だ。
3・11以前の、風水害、大規模事故、震災の3編構成を大幅改定し、
「総則」を設け、震災編は「地震・津波編」と改めた。
4月に公表された津波浸水予測図が加わり、被害想定は、元禄地震型の2771人、
延宝地震型では、1653人となっており、津波による死亡の可能性が示された
形となっている。
東京湾北部地震が起これば、108万人とも言われる帰宅困難者が出る。
啓発活動、企業や学校での避難訓練を提唱し、市町村単位では、
要援護者の運搬手段を確保するように呼びかけている。
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正直、東北の津波が酷かったからといって、その対策ばかり考えているような気がする。
地震によって起こる災害は、火事や津波だけでなく、
それによって起こる人身的な災害にも目を向けてみてはどうだろうか。