23日防災ニュース抜粋
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北海道太平洋沿岸の津波浸水予測を道が20日修正発表した。
この津波浸水予測で、従来の予想を大幅に上回る五つの自治体で、
30メートルを超える津波が襲う可能性があり、
最大は広尾町の35メートルとしている。
これを受けて、周辺自治体では、
津波防災対策の早急の見直しが急がれる。
地震専門委員会による予測では、太平洋東部にあたる、
根室半島から襟裳岬にかけてが、大津波発生の危険性が高いという。
30メートル以上の津波の危険性を指摘されたのは、
広尾町、浜中町、えりも町、厚岸町、釧路町の5つの自治体。
このうち広尾町では、35.1mもの津波の高さが予想されている。
数値は今後、より予測精度を高め、正式発表される予定だが、
数値に大きな変化はないという。
今まで津波が届かないと思っていた場所にも、
津波避難の計画が必要になり、高齢者の多い地域など、
今後の課題が大きい。
各自治体では、道からの正式な発表を待って、
今後の防災対策を練っていく予定という。
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津波の恐ろしさは去年の大地震で身にしみているかと思います。
早急な津波対策の見直しを行って欲しいものですね。