鉄道模型を撮影している時に気づいたのですが、カメラに関わる面が強いので、ポートレートのブログで書くことにしました。
ポートレートの撮影は原則RAW形式で撮影。後からパソコンで調整してJPEGファイルにしています。
撮影時のホワイトバランスはオートのみ。画像によってはパソコンでの調整時に変えています。
オートには「雰囲気優先」と「ホワイト優先」の2種類がありますが、今までポートレートファイルを調整している時に、どちらを選んでも違いは殆どわからなかったので、オートの場合は特にどちらかを選ぶことはありませんでした。
先日室内灯を入れて整備した鉄道模型を一眼レフで撮影後、ホワイトバランスを変えてみたらこれまでになく違いがハッキリとわかりました。
▼オート 雰囲気優先
▼オート ホワイト優先
「雰囲気優先」だと少し赤味が強い感じで、「ホワイト優先」だと白が強調される感じですね。
床や壁の色を観る限り、どちらも特に変な色、間違った色では無いと思います。
そして車体の色です。写真の昔の小田急の車両。白色には違いありませんが、小田急の通勤型車両の白色とは
「輝くようなホワイト」なのか? それとも「柔らかいアイボリー」なのか?
これは見る人の感覚によってイメージが違いますし、屋外を走る姿を見た時と地下区間を走る姿を見た場合では同じ白色でも異なった色になります。
また同じ屋外でも晴天の日と、曇天の日ではやはり色が微妙に異なります。
どの状況で見た車体の色を一番記憶に留めているか? その人が思う小田急の白色はそれによって変わってきます。
これはホワイトバランスが、太陽光・曇・蛍光灯・白熱電球等々シーンによって変わるのと同じことですね。
RAWからJPEGにする時、ホワイトバランスは「オート」の場合、何も考えずに「雰囲気優先」のままにしていることが多いのですが、こうして色の違いを再発見すると「ホワイト優先」も一応試してみた方が良いかな…と思った次第です。
今回の鉄道模型では「ホワイト優先」の色が明らかに良かったので、ブログではホワイト優先で調整した写真を使っていたのでした。