vol.67(2021.11.11)


毎年のことですが

1111を見ると

やっぱり

ポッキー&プリッツの日だと

思ってしまう

完全にグリコに踊らされる

1日が始まりました🥢

しかし今日は授業も夕方まで

4コマビッシリなので

オヤツはポッキーにしよう

思ったりなんなり🤤


話は変わって

前回は五臓の心•脾•肝の

相互関係をまとめてみました 


今回は心•肺•脾の関係を

みていきましょうサーチ



Impossible is Nothing!

(不可能なんてありえない)

 

東洋医学に根づく

治未病という

考え方


簡単に言えば

病気になる前に治す

ということである


現代風に言うなら

予防医学になる


どんな病気にも

原因があり

それをいち早く見つけ

退治してしまう!


東洋医学を通して

不可能だと思えることにも

果敢にチャレンジする

そんな考えを1つでも

お伝えできれば

嬉しいです爆笑チョキ



まずは心と肺と脾の

基本的な協調関係です


いつもの御用達

新版 東洋医学概論より

心は血を主り、肺は気を主り、脾は気血生成の源となる

肺と脾は気の化生に関与し、心と肺は協調して気血を流通させることにより、全身の組織•器官を滋養している

①気との関係

気の1つである宗気

脾の運化で吸収された

水穀の精微

外界から肺に取り込まれた

清気と合わさり化生されます

また脾で化生された気は

各臓腑に分配され

臓腑の気として

それぞれの臓腑の機能を保っています

つまり脾気虚により

脾の機能が低下して

十分な気が化成されず

臓腑の気が不足すると

各臓腑に関連する

症状が出てきます

それが心気虚であったり

肺気虚だったりします

さらに心気虚が長引くと

肺気虚を併発したり

肺気虚が長引くと

心気虚を併発したりする

傾向があります


脾気虚から肺気虚を併発したものを

肺脾気虚と言います

この場合脾気虚による症状として

運化の失調からくる

食欲不振大便溏薄腹脹

などがみられます

合わせて肺気虚による症状として

宣発•粛降の失調から

咳嗽喘息息切れ

などが起こります

また気虚症状の

倦怠感無力感

現れることもあります


②血との関係

脾は営気によって

血に栄養を注入しています

心はその血を全身へ

送り出しています

先程も書きましたが

脾は気血化生の源です

脾の機能失調は

心気虚や肺気虚に加え

心血虚も起こりやすいです

心と肺は協調して

気血のめぐりを

サポートしているため

心血虚が長引くと

肺気虚を併発したり

反対に肺気虚が長引くことで

心血虚も出てきたりします


脾気虚により

血の化生が不足すると

心血の量も減り

心血虚となります

そして脾気虚が改善されないまま

心血虚となった状態を

心脾両虚といいます

気虚血虚

同時に起こることから

気血両虚とも言われます

脾気虚による症状は

上記してあるとおりです

心血虚による症状は

心血の不足から

心の機能失調が起こり

心悸不眠

起こることがあります

気血両虚による症状としては

気血が全身を巡らないことから

眩暈月経痛などの症状が出てきます


心と肺は

西洋医学でも

呼吸•循環器系として

関連の強い臓腑ですね

そこに東洋医学ならではの

脾の働きが加わることで

西洋医学では

説明しきれない部分を

補ってくれているように感じます


心•肺•脾の相互関係はここまで!

次回は

肺•脾•腎の関係に

迫っていきます

一見西洋医学では

関係のなさそうな

これらの臓腑が

どのようなハーモニー(協調)を

みせてくれるのでしょうか?

乞うご期待で




最後まで読んで頂き

ありがとうございました🙇

皆様に少しでも

気づきのある

一日でありますようにウインク