![]() |
金融庁の基礎知識
Amazon |
まあ今更、仮想通貨は詐欺なのかバブルなのか、はたまた未来の希望の星なのか、そういう神学論争に首を突っ込もうとは思わないくらいには、私も大人ですよ。
しかし、それにしたって、「クレジットカードでビットコインが買える」ってのは、いくら何でもやりすぎではないでしょうか。
一応念のために言っておきますと、日本の主要「仮想通貨取引所」では、クレジットカードでビットコインが買えます。もちろん、購入手数料が結構なレートで上乗せされます。
で、それはいくら何でもどうなのか、といわざるを得ない。
仮に「ビットコインを買う」ことが「株や投資信託を買う」のと同じぐらい健全な投資行為だとしてもですよ、借金して「株や投資信託を買う」のは、常識で考えてアウトでしょう。
どんな言い訳を用意したところで、それは間違いなく「投資」じゃなくて「投機」。もっとありていに言えば「ばくち」でしょう。
まあいいんですよ。大損してカードの借金だけ残ったとしても、それは自己責任です。どうせ日弁連の人が、グレーゾーン金利訴訟の「次の飯の種」が来たぞ!と興奮して、「ビットコイン被害者救済相談窓口」とか作っちゃってくれるんだろうし。
でまあ、そうなったとき、カード会社の経営陣はどうするんですかね。ビットコインに金を突っ込むために何枚ものカードで限度枠いっぱいに借りた多重債務者とか、いかにもたくさん出できそうな気がするんですけどね。
とはいっても、ご立派な大手証券会社も昔は同じようなことをやってたから、問題ないのかもしれませんね。昔は証券会社も、「証券担保ローン」という、似たような仕組みを展開していましたからね。
でもあれって、バブル崩壊で貸し倒れが膨れ上がって、「こりゃ大損だ」というわけで(もちろん、社会的な批判もあって)、みんなやめちゃったんですけどね。
もちろん、「ビットコインは株式と違って、未来永劫に値上がりを続ける」という確固たる確信を持ったうえで、カード決済を認めるという経営判断を下されたんでしょうけれどね。

