Singer/Song writer 鳥淵 杏奈のBlog

Singer/Song writer 鳥淵 杏奈のBlog

Anna chameleonがお送りする、日替わりdiary.

I'm tellin' u exactly what is on my mind ~ ♪




私は昔から、何年も前に起きたことを割と事細かに覚えている方というか、過去の色んなことをとても根に持つタイプというか。笑





忘れられない出来事というのが沢山ありまして。






でもきっと忘れてることも沢山あるんだと思うんですが。(大事なことは忘れたくないんだけどな)





本来"人は忘れる生き物"だと言いますが、正にそうだなと思っていて。





人間の脳って大事なことを記憶するために、常にいらない記憶を忘れるように出来ているみたいで。







むしろその忘れる人の方が優秀な脳だと言われているみたいですが。






私の脳はどうやら中々ポンコツなようで。笑





ずっと覚えてるw



忘れられなくて、引きずって、落ち込んで、疑って、停止する笑




忘れられたらどんなに楽なんだろう?と思うことがたくさんあるんですよね。




今でも子供の頃に起きた色んなことを鮮明に覚えていて、それを周りに話す度に、よくそんなこと覚えてられるねって言われるんですが。





多分、人からしたらどうでもいい様な小さな出来事なんですよ。




でもすごい、印象に残ってるというか、忘れられない事って結構あるんですよね…




自分の脳から消したいくらい嫌な出来事も、昨日のことの様に思い出しては1人で悲しくなったり、怒りすら覚えたりして。




なんで忘れてしまえないんだろうなって、どうしようもないことにむしゃくしゃして時々壁に頭を打ち付けたくなりますが笑




なんというか、脳内に記憶できる容量って決まってるからきっとそれ以上は増やせないというか、(増やすトレーニングあるのかな?笑)何ギガくらいまで入るのかな私の脳みそに?っていつも思うんですよね。


個人差もありそうな気がする。笑
(私は覚えておきたい大事なことに関してかなり容量が小さい気がする)



その容量をオーバーしては何かを削除して新しい何かを取り入れてるのかなって。




たとえば、人から頼まれるまで知らなかった歌を、その時には歌ってしっかり覚えたつもりでも、全然歌わなくなって5年後くらいに歌おうとしてもまったく歌詞覚えてない!ってことあるんですよね。



それでその時にいつも、あ、脳内から削除されてるーって思うんです。笑



人間の脳にも容量を追加するための外付けハードディスクを買い足せたらいいんですけれどね。




記憶の種類によってしまう場所が違ったりもするのかなーとか思ってるんですが。笑



多分優秀な脳の人は、そういう頼まれごとな記憶も一度覚えたら忘れずしっかり記憶されていて、再利用というか、知識として身につく的な感じなのかなって。


そして逆に必要のない嫌な出来事とか、辛い思い出を削除して、ポジティブな思考に変われるんだろうなぁって思うというか。





そういう脳になるトレーニングみたいなの、あるのかな?




あるならトレーニングに通いたいし、ないなら編み出したい!笑





ようこそ、脳の空き容量を増やしたいそこのあなた!みたいな。笑





段々何が言いたいのか分からなくなってきましたが。





私みたいに、忘れたいことを中々忘れられずに脳内を虎と馬が走り回って、それが前に進むのを阻む足かせみたいになっている人が他にもいるとしたらって思って。




為になるかはまったく分かりませんが。笑




そんな立ち止まりがちな私がいつもやることがありまして。




それは、その嫌な出来事を思い出した時には仕方なく全部しっかり思い出して、もう一回嫌な気持ちになって、その状態に陥って、それによって生じる悔しい気持ちを書き綴ることです。






もうね、思い出したらとことんそれについて考え直さないと私は無理なんですよ。



前にも進めないし、ただ停止するだけ。



そうすると何の意味もない時間を過ごすことになる。



それが嫌だから、この際よくよく思い出して、このヤロー!って思って。
見てろよー!馬鹿にしやがってー!とかって、声に出すと近所迷惑だろうからどこかに書き綴る。



そうして、時より脳内の整理整頓をしたらなんとなく部屋を掃除した時みたいなスッキリした心地になるんです。笑




ポンコツな脳みその私はそれを定期的にやらないと動きも鈍くなって、容量が足りなくてアップデート出来ないパソコンみたいに、のろのろなダメ人間になって、誰にも相手にしてもらえない泥人間みたいになっちゃうから。






これが適切かどうかは分からないのですが、私はこれをしないと身動きが取れなくなるので、ちょいちょいやります、っていう話です。笑





なんか優秀な脳みその人の方々の話を聞きたいなぁ。







我こそは優秀な脳である!って方は是非コメントください!




もしかしたら優秀な脳だから、辛い記憶とか、忘れたい様な嫌な出来事なんてないかもしれないですが笑笑





それでは、また明日。













まだリリースしていないけれど、ライブではこの数年よく歌っている私のオリジナルに"Black"という曲があります。




この曲を作るにあたり、こんなメロディにしよう!っていうのはすぐ浮かんだんですが、歌詞を結構悩んでいました。



当時の事務所に提出する度に、歌詞に色がないとか、景色が変わらないって言われてしまっていたので、、泣

なんとかokがもらえないかと、私なりに、とても慎重に言葉を選んでいたからです。





どういう歌詞にしようかなぁっとぼんやり考えてはやめる日々が続いていたある時、超エリートな会社に勤めておられる、とあるお兄様とお話しする機会がありまして。




その方はとっても頭の良い方で、話し方もとても分かりやすくて、思わずいくつか質問をしたんですが。





その中でも一番自分が、もう、それはそれはずっと昔から"大人に聞いてみたかった質問"がありまして。






というのも私は学生時代から、規則、校則、そして対個人の先生とのやり取りの中で、"なんで?"って思う事がたくさんありまして。






学校のお掃除時間に(一人で掃除をしようとほうきを持ってたのに)たまたま目が合った瞬間、



"ちゃんと掃除しろよ!"って言ってきた先生に、



"え、なんで掃除しようとしてる私なの?こうしてほうきもってるのに?あちこち遊び回ってる子たちじゃなくて、私ですか?"って心の中では思ったけど、




ずっと監視しいてらっしゃるから、近くを掃いて回ったら、



"ちゃんとしろ!"って言われたので、もう一回同じところをまた掃いたら、



"おい、ちゃんとしろ!"って、その場で結んでいた髪のゴムが吹っ飛ぶほどの強さで何回も頭を叩かれた事がありました。笑





なんではっきり"どこが汚れてたからどこどこを掃いてこい!"って言わずにすぐ手を上げるんだろう?と思った中学時代、、




でも、私の世代は丁度小学校高学年くらいからいわゆる"ゆとり教育"が始まって、ブルマが男の子と同じハーフパンツになったり、土曜日の3時間授業だけの日ががなくなったりしまして。


中学に上がると、心の相談室と呼ばれる、(臨床心理士なのかな?)学校で起きたことや悩んでいることを相談する専門の人がいてくれたので(昔はそんな教室なかったですよね?)、その教室によく逃げ込んでは学校での悩みを相談していました。




何せ当時は、保健室に行くと3年生の先輩たちでベッドは常にいっぱいで、横になりたいなら家に帰りなさいと言われてしまっていましたから。




自分の居場所がないような、心細いような気持ちになってはその教室に逃げ込んでいた中学1年生の思い出です。笑



なんだか人に怒られるのが当たり前になってしまった学生時代、先生に怒られるのを嫌がる同級生の身代わりになるのも全然平気になっていたというか。




そうやって学校に行く意味を一時的に見失ってしまったんですが、、笑



例えば、うちの学校は、お箸を家から持って行かないといけなくて。




必ず自前の箸で給食を食べていました。



でも、スプーンは必ず付いてきます。




スプーンでなんとか食べられる日とパンの日はお箸がなくても大丈夫なので、ちょいちょい、あ、今日箸の日なのに箸忘れた!って言ってる子がいました。



私も、もちろん忘れた日には、職員室に行って、



"すいません、お箸貸してください〜"って正直に言ってましたが、



最近お箸を借りる人が多過ぎるって先生たちが言い出しまして。



そんな矢先に友達がお箸忘れた、どうしようって言ってて。(パンじゃない日だったんだと思いますw)





私今日お箸持ってきたからそれ使ったら?私はお箸を借りてくるよ〜って、



職員室に行ったら、あれだけ言ったのに忘れたのか!ってこっぴどく怒られまして。笑



でもなぜだかその日の放課後、職員室に呼ばれて、○○さんにお箸貸したの?みたいなことをずっと事情聴取されまして。笑




え、お箸でこんな話を引っ張る?お箸貸して何がダメなの?って思いながら話しをしたけど、





何が問題なのかはっきりとは教えてもらえなくて、未だに、なぜあの時私が再び呼び出されたのか分からないままなのですが。笑





まぁこういう事はまた賛否両論色んなご意見があるんでしょうが、私が謎なのは、いつもこれがダメな理由はこれ!とはっきりその場で言ってもらえないことでした。




そして、はっきり答えを求めずに、その場で自分の意思を見せることなく"はい"とだけ言ってなんとなく相手に合わせている生徒は当たり前だけど可愛がられて、もちろん怒られることなく平穏な日々を送っている、、



私にはそれが出来なくて、いつも誰かに怒られているその理由がいまいち分からないままこの歳になっていて、、(随分とそのまま年数が過ぎましたが)







そのエリートなお兄様ならこの謎を解明してくれる気がして(はっきり言ってもらえないことが私にはミステリーに感じている)単刀直入に質問してみたんです。





どうして、大人って、白黒はっきり言ってくれないんですか?って。



子供の頃からいつもそれが気になってて、どうしてこれはこうだからダメ!とかってはっきり言ってくれないんだろうって思ってたんです、って。




そしたら、その人が教えてくれたのが、





俺たちが今の社会的立場があるのは、白とも黒とも言えないグレーの波打ち際でいつも仕事してるからなんだよ、




しかもそのグレーってさ、濃さが変わるんだよ毎回。



今は白に近い薄いグレーなことも、明日には黒になってしまうかもしれないし、限りなく黒に近いように見えるけど、濃いグレーなだけって言われるかもしれないことって世の中にはたくさんあるんだよ。



つまりはその時々で違うんだよ、会社の状況や、社会の情勢、上の人間の考えだってバラバラだからね。






そう言って、笑顔でサラッと教えてくれたそのお兄様に、私は感銘を受けました。




なんかそれ聞いた瞬間、あ!分かったぞ、みんなルール自体がはっきりとは分からないんだ、きっとこれは誰にも分からないんだ!って。




だから、はっきり言わないんじゃなくて、はっきり言えないんだなって。





だから、その時のその場の人たちに合わせるしかないんだなって、やっと分かったんですよね。




それが出来る人だから、みんなが一緒に仕事をしたいと思うんだなぁって。




みんないちいち説明してる暇なんてないんだもんな、本当は、、なんて一瞬で考えまして。笑





もうその場で、そのお兄様に、



本当に感動しました!有難う御座います、これ、歌詞にしてもいいですか?!って聞いたんです。



そしたら即答で、




"どうぞ!新曲楽しみにしてるよ!"



そう言ってくれました。





そうして完成したのが"Black"の2番の歌詞です。





2番のサビを



"時と場合の狭間で今日も


白とも黒とも言えないグレーの


波打ち際で軽くStep踏めるような音楽


エンドレスリピート"




としたのですが。





まさにそのお兄様の言葉を紡いで完成させられました。




私はそういうことまでも楽しんで生きてるようにも見えたお兄様のことを、単純にすごいなって思って。




だから、なんていうか、もしも似たようなことで悩んだりストレスに感じている人がいたら、



私の作る音楽を聴いて、


明らかに黒だろって思えるようなグレーの波打ち際を軽くStepして、それすら楽しめるくらいの気持ちで乗り切って、この社会で生きていってくれたらなって思って。




だからこんな歌詞になったのでした。




リリースしたら是非その方にも聴いてもらいたいなぁ。





当時の私は事務所から、もっと抽象的な表現をしないとダメだと言われ続けていて、まさに自分が苦手で逃げ回ってたことに向かい合わなければならない時が来たんだと、頭を抱えていました。




でもこのお兄様の言葉は、抽象的と捉える人もいるかもしれない"色に例えた話"ではあったけれど、


ものすごく分かりやすくて。



というのが、人が普段当たり前に口にしている、


白黒はっきりさせる


って言葉をそのまま喩えに使っているからで。





ああ、頭のいい人ってこういう表現で部下を育てていくのかぁって、それはそれは感動して。





私もそんな大人になりたいなと思ったんでした。
(なれないかもな〜笑)




さて、この"Black"!



ライブではよく歌っているけど、きっと近いうちに皆さんにデジタルリリースという形で発表出来ると思いますので、どうぞお楽しみに!




My man泉ちゃんと制作中です!





Retrace2も少しずつ進めていますからね。





私自身、とってもワクワクする作品です。



早くみんなに聴いて欲しいな。





てことで!前々回くらいから続けてきた"言葉とその表現の壁"をようやくクリア出来たお話でした。










それでは、また来週。