ジョンレノンのWOMANという曲の中に
「勝つ事の意味」」という言葉が出てくる
漠然と「勝ちたい」と思っても意味を問われると明確に答えるのは難しい
愛する者のため?金のため?輝ける未来のため?プライド?
それらを手に入れた人達を最近じゃ勝ち組とか呼ぶワケだからきっとそうなんだろう
人は生まれつき勝たなければならない
戦争でもケンカでもスポーツでも勉強でも恋愛でも仕事でも政治でもやるからには勝たなければならない
「負けてもいい」って思うなら最初からやらなければいい
どんな奇麗事を言ったって世の中はそういう風に出来ていると思う
「世界にひとつだけの花」でしたっけ?
ナンバーワンよりオンリーワンでしたっけ?「特に頑張らなくても君は世界に一人なんだからそれでいい」と僕には聞こえる
「争わなくていい」と言えば聞こえはいいけど競争しなくていい、勝たなくていいって事でしょ?
日本中が声高らかにこれを歌ってるサマに僕はゾッとするけど、もし世界中でそう思えるなら本当の平和が訪れるに違いない
勝たなくていいって事はスポーツに勝敗がなくなって、受験もなくなって、戦争もなくなって、恋のライバルと争わなくてもよくなって一夫多妻、一妻多夫になって、価格競争もなくなって、発明も努力も根性もいらなくなって... って実際にはムリだし面白くない
昔の偉い人が「愚か」だと言った「争い」
一番最初に「ここからここがウチ」とクロマニオン人だかピテカンドロプスだか原始人だかが線をひいて、それを守るために石を手にした時から始まってる きっとそれは変えられない
ただぶっちゃけ釈然としないのも事実だ
強い奴が勝って勝って、そのうち世の中が本当の意味で弱肉強食になって(突き詰めればそうなる)僕なんか強い奴の前菜としてペロリいかれて ... その先はもっとゾっとする
そんなのは普通に嫌だ
世界はいろんな矛盾を含んで、ビミョーなバランスの上に成り立って、「傾いて修正して」を繰り返してるんだなぁとかあらためて思うのだった
ウンウン
と終わりたいとこだけど
一つだけ言っておきたい
「ど!お!し!て!も!」勝たなければならない瞬間は人生において必ず一度や二度や三度や四度くらいは来てしまう
足が折れてても走らなければならない瞬間、怖くても立ち向かわなければならない瞬間、
やらなければ大事なモノを失ってしまう瞬間、それこそ死んでも勝たなければならない瞬間
ダメな奴とそうでない奴の違いはそこで勝てたか?どうかだと思う
そしてこれも矛盾してしまうけど、逃げたくて仕方ない自分自身と戦ったのなら 実は結局のところ結果は負けでもいいのかもしれない
なぜなら自分自身の弱さには勝ってるのだから...
その時は「世界にひとつだけの花」を歌ってしまおう
と書いてはみたもののジョンの答えは出ないのだった
たぶん いつかに 続く...