高校一年の冬に
つき合っていた人
顔立ち 体格 運動神経 成績
すべてがパーフェクト
高校一年の私には
あまりにももったいない、畏れ多い人
彼氏彼女になって
私は初め信じられなかった
隣に立つ彼は王子様のよう
だから少しでもかわいくなろうと
無理して笑って
無理して話を盛り上げようとして
無理して一緒にいて
無理をすることが多かった
すると今度はもう
彼といたくなくなった
彼と会うたびに疲れてしまってた
それに気付いた瞬間
急に冷え込んで
私からその恋を終わらせた
…はずなのに
高校三年の今
袖がしめっている
やっぱり彼はパーフェクトで
私には畏れ多い人
ちらとすれ違うだけで
痛む心 痛む恋心
私は彼のことが好きだった
私は彼のことが好き
涙で
袖がしめっている