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2023年10月 肝臓へ転移ありの大腸がんステージⅣと診断。

2023年11月 抗がん剤治療(XELOX療法)開始。

(現在13サイクル目)

2024年1月 腸閉塞回避のためストーマ(人工肛門)設置。

2024年3月 XELOXに加えアバスチン投与開始。

 

今のところとても元気に、ほぼ以前通りの日常を送っています。

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日本への帰国の際、ビーチリゾートへ寄り道。

しかし、アメリカ最後のキモセラピーから1週間以上経っていたにも関わらず、怒涛の引っ越し作業を終えた直後で疲れが出ていたのか、足の裏のしびれと痛みがピークに。

サンダルの隙間から入る砂が痛くて、ビーチリゾートに来たのにビーチを歩けず。。痛みはどんどん増していき、徒歩で10分ほどのレストランにもタクシーを使ってしまう始末だった。

 

スキューバダイビングなどを楽しむ夫と次男を尻目に、ホテルで本を読んだりしてのんびり過ごす(それはそれで私は大好き)。

 

念のため水着も持ってきていたのだが、ビーチは断念。

でもホテルの窓の外は絶景だったし、足の裏の痛み以外は体調はとても良かったので、まあ、ちょうど良い休暇となった。

 

 

 

 

余談①

引っ越しでは物の処分が課題の一つ。船便での運搬費より日本で買ったほうが安いものは当然だが、日本ではスペースも限られるので、逆に絶対に必要というもの以外は処分するという方針にした。

 

そこで活用したのがcraigslistという情報交換サイト(今見たら日本版もあってびっくり)の「譲ります・あげます」コーナー。

最初はいちいち顔を見て手渡ししていたが追いつかず、しまいには、高額でないものに関しては「To James, From Nene」などと書いた札を貼って、家の前にどんどん出していって勝手に取っていってもらい、後でアプリでお金を振り込んでもらう(もしくは無料)、という形になった。このサイトで100アイテム近く処分した。

車3台もそこで売った。もちろんこれは対面で、車をチェックしてもらってからだけど。かなり買い叩かれたけど、売れ残っても困るので、仕方ない。

 

余談②

それでも日本に送る荷物はダンボール55箱となった。そして、2ヶ月以上が経った今現在、まだ自宅に届いていない。

(日本には到着しているらしい。通関手続きに時間がかかるのだ。)

 

 

♫  おまけの写真コーナー  ♫

明るく補正されてしまっているが、真夜中、満月が海に映っている様子。ホテルの窓から。
 

スウェーデン語には、「水面に映った道のように見える月明かり」を意味する「MANGATA(モーンガータ)」という言葉があるそうです。(『翻訳できない世界のことば』より。)